１２月１日　師走

さあ！

さあ！

さあ！

さあ～！

いよいよ本日から１２月だ。
別に、いよいよ・・・と言うほどのことでもない。
さらにどうでもいいが、本日から師走相場である。
何を買うでもない。
ただ言ってみただけだ。

さて、刑事コロンボも本日からいよいよ「新シリーズ」に突入する。
コチラの方は、いよいよと言ってもいいだろう。
旧シリーズ最終話から１０年後に作られたのが新シリーズである。
その間、名脇役であり、まさにコロンボの吹き替えハマリ役
小池朝雄氏が亡くなっている。
日本語吹き替えも石田太郎氏に代わり、内容も旧シリーズから
かなり一新された。
純正のコロンビアンとしては違和感がないでもない。

まず、主役の刑事コロンボが老けた。
第１作の殺人処方箋当時のコロンボと比べると、さらに違いが判る。
老けたコロンボ。
しかし、人間誰でも歳を取る。
コレはコレでまた面白いだろう。
小池コロンボに慣れ親しんだ私にとって
石田コロンボに慣れるのは至難の業ではあった。
それほど、刑事コロンボ＝小池朝雄は強力だったわけだ。
むしろ、困ったのは小池本人である。
小池があまりにコロンボと同一化されていたため
当時は、本業の俳優の役作りに困っていたとかいないとか。
実際その通りだったろうとは容易に想像出来る。
そこがハマリ役の辛いところだ。

そして２００３年・石田吹き替えの新刑事コロンボも終了した。

あれから十数年。
コロンボを演じたピーターフォーク、吹き替えの小池朝雄、石田太郎・・・皆さんすでに亡くなられていて、彼らの演技を観る事は出来ない。その意味でも、今回の全話放映は貴重である。

さあ！
今日から新シリーズ。
それ行け、コロンビアン！

新・刑事コロンボ