唇寒し、秋の空というか、よく見る記事で、「日本は国が駄目だからか、個人個人は純粋で優しいと思う」という。
その思考のおかしさです。
確かに、戦前、日本が韓国併合、中國戦争、第二次大戦。
これは国家だけの問題でありません、市民も、参加した戦争です。
韓国、中国では、日本の国家が悪いという、それ、戦前の評価でしょう。
戦犯は勝者、敗者の存在するという、現実を見ていないから、「日本は国が駄目だからか、個人個人は純粋で優しいと思う」という発想がでてくるのでしょう。
長い歴史を見ていると、国民として、維持することは庶民文化の維持です。
これを忘れると、国家一本という思考が正論になる。
逆説的にみると、国家と庶民の分離である日本の方が正常でしょう。
「日本は国が駄目だからか、個人個人は純粋で優しいと思う」の裏では、それを言う国家はどのような国家であるか、庶民は、庶民文化を持っているのでしょうか。
帰国して、秋まつり、お稚児さんの光景を見ました。そこに国家権力が存在しない。
韓国、中國でも、国家権力を賛美しているのでしょうか。
そんなことは、庶民からすると、大事でないのです。
泥棒がいるから、警察権が必要である。庶民レベルでは、警察権は不要です。しかし、犯罪者が存在する。
大事な思考は、「日本は国が駄目だからか、個人個人は純粋で優しいと思う」という思考でなく、庶民文化を国家権力者に取られない思考が大事です。
それが国会維持に必要な思考です。