3日の「米株式市場」は、6月の米雇用統計が市場予想を大きく上回ったことから買いが優勢となりました。
翌日の独立記念日を控え短縮取引となりましたが、ダウ平均は17,000ドルの大台にのせた他、S&P500も最高値を更新しナスダックも2000年以来の高値で取引を終えました。
「ダウ工業株指数」は、前日比92ドル高の17,068ドルで引けました。
昨日の東京市場は、好調な雇用関連指標の結果から上昇した米国市場を受け買い先行となりました。
序盤は米株高や円安基調などから寄り付きは先物15,400円台となりましたが、米雇用統計を控え様子見ムードから上値が重く伸び悩むと早い段階で買いも一巡し先物15,400円を割り込みました。その後は、先物15,300円台後半を堅調に推移しました。
後場は、さらに下げ幅を拡大すると先物15,300円台前半での推移となりましたが、極端に売り込むような動きも見られず、大引けにかけても切り返しは示現せず安値引けで取引を終えました。
本日は、6月の米雇用統計が市場予想を大きく上回った米国市場を受け、引き続き注目はザラ場高値15,450円を上抜けて先物15,500円が示現するかです。ただし、米国市場が祝日で休場となることや週末要因から上値の重さも懸念され伸び悩むことも想定されますので、下値に対する警戒も必要です。
米株高などの後押しもあり本日こそは終値ベースでは先物15,400円を上回って引けたいところです。