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手数料が高い。スプレッドが広いなどが上げられます。
あとは店頭業者が少し悪いことをしすぎているような気もします。
店頭は自身で好きな値段をつけることができます。
ここからはモラルの問題なのですが、証拠金を沢山入れている顧客などを見張っていて、損切設定している値段に達していないにも関わらずわざと、その値段をつけてロスカットさせてさやを抜くという卑劣な手段をとる業者があります。
ここ数年流行っている自動売買ソフトに関してもこのソフトを稼動させている間、業者はやはり見張っていて、わざと利益確定させないような動きをとったりしています。
とにかく歴史が浅い海外からやってきた金融商品なので業者がやりたい放題やっている感があります。
あとはやはり税金面ですね。
デメリットの部分でも書きましたが、同じFXという金融商品なのに税金のかかり方が違うのがなぜなのか、よくわかりません。
それからレバレッジの規制もおかしいな、と思います。
FXの魅力のひとつのレバレッジが来年で法規制で最大25倍までになります。
そのような自由を奪う前にもっとやることがあると思いますが・・・。
ただ、この規制により、店頭は生き残れる業者が少なくなるのも事実です。
何の投資でもそうですが最大のデメリットは元本割れするということですね。
自分が証拠金として用意したお金がなくなってしまうことが考えられます。
現在はスプレッドが広いために、ポジションを持った瞬間にいくらかのマイナスが発生するといったしくみになっています。
特にクロス円と呼ばれる通貨ペアに関してはこのスプレッドが広いです。
マーケット上にクロス円というレートは存在せず、どうなっているのかと言うと例えばポンド円と言う動きの激しい有名な通貨がありますが、これはポンドドル×ドル円=ポンド円となっています。
業者はこの作業を行ってポンド円という合成レートを作り出しているので手間がかかりますから、スプレッドも広くなっている、という理由です。
他には税金面ではないでしょうか。株のように10%ではすみません。
取引所取引の場合は経費は一切認められずに一律20%です。
店頭取引の場合だとサラリーマンの場合であれば給与所得+αになります。
例えば年収600万円でFXトレードで400万円の利益が出たとします。
合計の1000万円に対して約50%の税金がかかってきます。
それに店頭の場合は損の申告ができないので、損をした年は何の税金対策もできずに、利益が出た年は上のようなよくわからない高い税率がかけられます。
ただ取引所での場合には損をしたら損の申告ができます。
例えば今年マイナス30万円だったので申告し、来年プラス20万円の利益でした。
そしたら-30万+20万円なので-10万円になりますので税金がかかることはありません。これが3年繰り越せます。
店頭取引はかなり不利ですね。