そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、キリストも、多くの人の罪を負うために一度、ご自身をささげられましたが、二度目は、罪を負うためではなく、彼を待ち望んでいる人々の救いのために来られるのです。
                                                       ―ヘブル9:27~28-
イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」                                                       ―ヨハネ11:25~26-
復活祭はクリスマスと並ぶキリスト教の二大行事です。春分後の最初の満月の次の日曜日が定められます。毎年日が変わるので移動祭日とも呼ばれます。日本でもイースターエッグなどを通して、少しずつ知られるようになりました。教会はある意味、毎週復活祭をお祝いしているのですが、もう一度福音の原点に立ち返り、イエス・キリストの復活が私たちに何をもたらしたのかを考える時にしたいと思います。私たちは神の前に例外なく罪人であり、死後の永遠の裁きを免れることはできません。しかし、憐れみ深い神は私たちを滅びから救い出されるために、イエス・キリストの罪の身代わりの死によって、永遠のいのちの道を開かれました。私たちはただ、信じるだけで罪赦され、永遠のいのちが与えられます。そして、永遠のいのちの希望は私たちに確かな変化をもたらします。死者の復活や永遠の世界に関する事など、確かに聖書が教えている事は私たちの理解や常識をはるかに超えた世界です。しかし、そこには確かな希望があるのです。そして、それを見出すか否かが私たちの永遠を決定するのです。神様の願いは私たちが信じていのちの道に導かれることです。皆さんは永遠のいのちの道を見出されていますか?