東芝を知らない日本人は、そうそういないのではないかと思います。



むしろ、毎日東芝製品に触れているって人のほうが多いんじゃないかな。

洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、エアコン・・

東芝には、さまざまな製品があるから、東芝製品持ってるよ!って日本人、相当な数にのぼるんじゃないかしら。




我が家では、PCが東芝製。

今も、視界に“TOSHIBA”の文字がチラつきます。(PC画面中央下に“TOSHIBA”って書かれてるからね)

普段は視界に入らないのに、こうして東芝、東芝、ってタイピングしているときは、急に視界にチラつくようになります。



でも、普通は電化製品を東芝製だって意識して使わないから、普段の“TOSHIBA”って文字を認識する機会はテレビ画面がダントツでしょう。サザエさんの提供とか。



そんな、日本人に身近な東芝。

身近すぎて、わざわざ東芝ってどんな会社だろう、どんな歩みをしてきたんだろう、って考える機会は少ないんじゃないかしら。



そうだな~って方がきっといると信じて、これからざっくり、東芝とはどんな会社かをお伝えします!


第一のポイントは、東芝は日本初や、世界初がたくさんあるよ!ってこと



まず日本初の家電をまとめてご紹介します。

白熱電球、電気扇風機、電気アイロン、電気洗濯機、電気冷蔵庫、電気掃除機、カラーテレビ。

これぜーんぶ、日本初は東芝製。



この中から、電気アイロンについてお話しましょう。

電気アイロンは、当時、実用性としては家電製品の中で群を抜いていたようで、戦前の家電製品の普及率トップはアイロンだったそうです。

現在の価格で4万円ほどという安くはない価格と、実用性を秤にかけて、電気アイロンは購入すべきだ!と思う人が多かったのです。

当時の日本の暮らしぶりが連想される〈ものがたり〉だと思いませんか。



続いて、世界初から郵便物自動処理装置をお伝えします!



この郵便物自動処理装置の何がすごいって、手書き文字が認識されるってこと!

郵便番号、つまり数字のみですが自動読取りされるんです。

この郵便自動処理装置が発売されたのは1968年。

私の母親が生まれた頃、キング牧師が亡くなった年、ベトナム戦争只中の頃。

もう歴史になろうとしている半世紀前に、郵便番号記入用の赤枠がある決まった形式のものだけでなく、自由に書かれたものも読取ったんです。

いろいろな形の郵便物が、いろいろな向きでやってくるのに、読取ったんです。私は感動しました。

開発にはたくさんのドラマがあったんだろうなぁ。どこかのテレビ局、ドキュメンタリー作ってくれないかしら・・



ちなみに、みなさん、郵便番号記入用の赤枠がないとき、〒書いてます?それとも数字から書き出します?



郵便局がこうだと楽だなーという意味で正解がある問いなんですが、わかりますか?



流れから想像つく方もいるかと思いますが、〒は、必要ありません。

というか、無いほうが郵便物自動処理装置に優しいです。

〒は、機械の誤認識を生む場合があるから。

ぜひ、数字から書き出して、ていねいに、はっきりとお書きください。


少し脇道にそれましたが、日本初と世界初、いかがでしたか?

東芝のHPに〈1号機ものがたり〉というコンテンツがあるので、今回興味を持たれた方はご覧になってください。

きっと、原風景を見るのに似た懐かしさを覚えるはず。そういう意味でもおすすめです。



続く第二のポイントは、歴史と歩みをともにする会社ということをお伝えしたいと思いますが、次の機会に改めます。



今日はこの辺りで。

東芝の就活情報が欲しいんだよ!という方には少し的外れだったかもしれません。

そんな方のために、こちらのサイトをオススメして終わりにします。

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