哲学とは何か、と問われれば真理へとたどり着く方法論であるが、方法が東洋哲学と西洋哲学とで違う。東洋哲学は真理、悟りを開いた者がその体験を求める者に語る、というものに対し、西洋哲学は真理へ至るために理性を駆使してそこへ至ろうとするものである。
インド哲学や儒教を初めとする東洋哲学にしろソクラテスを初めとする西洋哲学にしろ、その概念を学べば世界観が変わる。個人としては構造主義を理解したときは本当にものの見方が変わったことに驚いたものである。
しかし、哲学が恐ろしいのは物事をその哲学に沿った観点からしか見れなくなることである。つまり色眼鏡で見てしまうのである。
これは危険なことで、まして自分に都合の良い解釈がされるていると一方的な意見を押し付けて暴走してしまうのだ。
西洋哲学での哲人に奇人変人が多いのは特に不思議ではない。
構造主義がナチスなどの社会主義に影響を及ぼしたし、その構造主義から派生した資本論は多くの人を洗脳し、膨大な虐殺を生み出した。
哲学は違う世界観を学ぶ良い方法論であるが、同時に極めて一方的な意見の押し付けであることも自覚しないと危険である。