仮面の裏に

仮面の裏に

徒然なるままに書き殴った文章群

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大変ご無沙汰しております。

皆様如何お過ごしでしょうか。

 

 

漸く社会人となって早半年、

薄っすらと疲弊した脳裏にこのブログの存在を思い出しました。

学生時代の大半を共有しているこの場で出会った方は、今どうしているだろう…と。

既に去って行った方、今もまだ続けておられる方。

顔も知らぬ間柄ながら感慨深いものですね。

 

 

このブログの文章を書いていたころに比べて、

私自身全く変わらない部分と、大きく変化した部分とが共存して鬩ぎ合っております。

そして、この頃に比べると随分と安定した人間になりました。

幾つかの挫折と、幾多もの情交と、日々触れてゆく美しいものによって

葛藤の源であった母との関係、数多の人間関係、そして何より自分自身を、

古傷と痛みを呑み込んで、漸く赦すことが出来るようになってきました。

 

嘗て志していた病理の道を一度改め、

脳神経外科医としての道を歩み始めることに決めました。

抗うことの出来ない学術的興味によってのみ進路を決める、ある意味私らしい決断です。

これは無謀な挑戦であるかもしれないし、そこに私の道など無いのかもしれない。

以前の私であれば踏み込むことは出来なかったかもしれません。

けれども今は、こうして選びたい道を自ら選ぶことが出来ています。

 

余りにも不安定な時代の私の文章に触れていてくださった皆様への、ささやかなご報告です。

再びここに戻ってくることがあるかどうかは全くわかりませんが、

私自身の足跡、そして青春の墓碑として、残しておこうと思います。

 

ここでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

どうか皆様、お元気で。

いつかお会いした日には宜しくお願い申し上げます。