富士登山準備編
さて、富士山登山を思いつきでやってしまった訳ですが・・・笑
行き当たりばったりな人間のようで、実は慎重なところもあるんです。
だから情報収集は欠かしません。
事前に買った富士登山の為の本とインターネットを駆使し、
準備を始めました。
買った本によると、
『登山用品を揃えなくても登れない事もない』
らしい。
ん?じゃーなるべく手持ちの物でなんとかしよう!
とゆーことで、登山用品は全く持たず、いつもの格好で行く事に笑
アウトドア用品は高いもんなー
でっ前書いたように、さすがにいつもの靴は底がツルッツルなので、
急遽、御殿場プレミアムアウトレットで普通のスニーカーを買う事に。
後は、ツーリングで着てるジャケットとカッパを持って、防寒もOK。
時期的には一番登りやすい8月。
しかもお盆も過ぎて週末以外は人も少ない。ラッキー
あとはコースを決め。
富士山のてっぺんまでは4つのコースがあります。
吉田口 (江戸時代から今日まで一番歩かれた人気のコース)
標高差:1471m
コース距離:16.4km
コースタイム 登り:7時間
下り:4時間35分
富士宮口 (山頂までの最短コース)
標高差:1386m
コース距離:11.3km
コースタイム 登り:6時間5分
下り:4時間50分
須走口 (富士宮口に次いで2番目に短いコース)
標高差:1806m
コース距離:15.5km
コースタイム 登り:7時間35分
下り:4時間25分
御殿場口 (4コースの中で標高差・距離共に群を抜くロングコース)
標高差:2336m
コース距離:19.9km
コースタイム 登り:8時間40分
下り:5時間25分
今回選んだコースはもちろん、ロングコース御殿場口!!
別にドMって訳ではないですよ!笑
せっかく登るなら、一番辛そうなコースの方が
制覇した気分に浸れるかなーってことでこれに決定。
そしてどうせなら頂上でご来光を拝みたい。
その為には、
1日目 五合目~七合九勺(山小屋に宿泊)
2日目 七合九勺~頂上(お鉢巡り)~五合目
というプランになりそうだ。
山小屋には前日連絡して空きがあるか確認して予約しておいた。
ちなみに泊った山小屋は『赤岩八合館』 一泊二食で6,500円
五合目~七合九勺までは約7時間掛かるようで、
山小屋の消灯時間は21時なので、
最低でも13時には登り始めなきゃなーと思いながら
前日に御殿場のネカフェで寝たのでした。
当日晴れる事を祈りながら。
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ダラーリ
このブログを見て下さっている方がいるのかは解りませんが笑
一応無事に帰ってきた報告をしておきます。
今は家でダラダラと休養中。
また旅に関しては書くつもりです!
今回も嬉しい事も苦しい事もアクシデントも色々ある濃い旅となりました。
訪れた都道府県は
滋賀・福井・三重・愛知・静岡・神奈川・岐阜・長野・新潟・山形・秋田・青森・北海道
でした。
総走行距離:4,987km
去年の旅では、兵庫・岡山・香川・愛媛・高知・徳島・和歌山・奈良も訪れたので、
住んでいる京都も合わせて、21/47 ということになります。
日本一周だなんて軽々しく言ってしまったけど、やはり簡単な事ではないですね。
それに訪れた所でも、先を急いだために
ほとんど見る事なく通過してしまった場所もあります。
去年の旅第一弾・近畿一周編では、走る事に専念し過ぎてほとんどその土地を
見る事なく終えました。
それに物足りなさを感じた為、第二弾・四国一周編ではもう少しバイクを止めて、
その土地に触れる時間をとりました。その結果、人との交流が僅かながらできました。
でも時間が限られる中、どこまで見るのかのバランスを取るのが難しく
悩みながら走っていました。
今年もバランスをどう取るかを悩みながら走っていましたが、
最終的に学んだ事は
『旅は走った距離で決まるのではない』
という事。
その土地の本物の自然や人との交流こそが、
旅の醍醐味なんですよね。
心のどこかでは薄々感じていましたが
やっとハッキリと見えてきました。
ネカフェツアーじゃダメですよね笑
だから今回はまた今までとは違った経験が出来ました。
痛い思いもしましたよ笑
帯広からです!
9/11 9:45 苫小牧出発
まずは義経神社へ
小さくて静かな神社。
義経伝説を元に江戸期に建てられたらしい。
幕府の北海道制圧の政策の一環という説が有力。
この辺りは、サラブレッドを育てている牧場が多く、
義経の愛馬が名馬だったことから、
サラブレッドの勝利を願った旗がたくさん掲げられていた。
そのままサラブレッド街道(R235)を走り、目指すは襟裳岬。
途中沢山の牧場があり、サラブレッドを見ることができました。
サラブレッドは少し近づいただけでも警戒して逃げていくほど、
警戒心が強いみたい・・・
途中、新冠(にいかっぷ)でツーリングマップルに載ってた
「うめや自由亭」 という定食屋へ。
ここのオーナーはめちゃくちゃファンキーな人でした笑
オーナーもライダーらしく、色んな話を聞けました。
自分はシャイライダーなので、こんなに話したのは
この旅初めて笑
ご飯もおいしかったー
豚丼900円
この辺は冬もあまり雪が積もらないらしい。 意外。。。
そんなファンキーなおっちゃんに別れを告げ、
襟裳岬を目指す。
空はずっとドンヨリと曇ってて雨降りそう・・・
せめて雨だけは降らないでくれー
と願いながら、サラブレッド街道をブッ飛ばし
16:00 襟裳岬到着
何とか雨は降らなかったけど、
さっ寒い・・・
一人凍えながら岬に歩いていく。
アザラシが見れるのかと思いきや、
カモメしかいない笑
もっと天気の良い日に来たかったけど、
断崖絶壁で人を寄せ付けない雰囲気の
これぞ岬って感じでした。
その後近くの百人浜オートキャンプ場へ。
今回まだキャンプを一度もしていないので、
そろそろしたいなーと思っているのですが・・・
いろいろ悩んだ末、
予定の遅れを取り戻すべく、キャンプは諦めて
帯広に向かうことにしました。
百人浜ACは旅人が集う場所らしく、ライダーやチャリダーなどと
交流出来るチャンスだったのですが・・・残念。
さーそろそろ、日も暮れ始めたし、
急がなくては!
17:15 百人浜出発
ここからの海岸線は、黄金道路と言われている。
別に光り輝いているわけではなく・・・
黄金を敷き詰める程の大金を投じて作られた道という事らしい。
この辺りはトンネルが多く、2Kmを超えるトンネルもある。
そりゃ金かかるわって感じ。
途中、波が道にまで及んでいて道が濡れていた。
さっきのファンキーなおっちゃん曰く、
酷い時は、車のフロントガラスが割れるほどの高波がくると・・・
バイクの場合は。。。 考えると恐ろしい笑
避けようが無いし・・・
もう日が落ちた。
街頭もあんまりないし、とにかく寒い。
寒すぎたので、カッパ着用。
カッパの防寒能力ハンパねー
ただ、このままの格好でコンビニに入っていくと、
何だコイツ 的な視線をビシビシ感じます笑
でも、そんなの関係ーねー(古いね)
そんなの全然気にしなくなる大胆さも、この旅の副産物笑
日々たくましく(野生?)なるのが実感できます。
まーそんなこんなで、またナイトツーリングをしてしまった訳ですが、
なんせ、風をずっと受けているからか、体力消耗して
眠くなってきます。
で、ついに耐えれなくなって、道の駅 モスコール大樹で1h仮眠。
15分のつもりが1時間も寝てしまい、もう20:00を過ぎていた。
ヤバイ!!!
ガソリンを入れなければ!
この辺は24時間のGSがあまりないから、
入れそびれると身動きが取れなくなってしまう。
ギリギリ21:00までやってるGSを発見し、セーフ。
危なかったー
再び爆走し、何とか帯広到着。
まだご飯食べてなかったので、ラーメン食って、
23:50 ネカフェ到着。
てか気づいたら、全国のネカフェ(自遊空間)を渡り歩いている。。。
これではネカフェツアー(ネカフェ難民?)みたい。
まーそれぞれ特色があって面白いけどねー
そんなことも、落ち着いたら書きたいです笑
帯広は街中も牧場の臭いがするー笑
走行距離:363Km