今日は、有田焼チェス駒の中でも上品な「萩絵（はぎえ）」デザインの駒をご紹介いたします。
白磁のやわらかな光沢の上に、職人が一筆一筆丁寧に描いた藍色の萩の花が美しく映えます。日本の秋を象徴する萩の花は、古来より「もの静かに咲く可憐さ」と「移ろいの美」を表す文様として親しまれてきました。そんな伝統の意匠をチェス駒に取り入れることで、和と洋が見事に調和した逸品に仕上がっています。
それぞれの駒のフォルムに合わせて絵付けの配置も変えており、正面・側面・背面どこから見ても繊細な筆使いが楽しめます。手に取ると有田焼特有のなめらかな質感と重みが感じられ、対局するたびに心が和むようです。
海外からのお客様にも人気の高い萩絵シリーズ。インテリアとして飾っても上品な存在感を放ちます。伝統工芸の美しさを、現代の遊びの中にさりげなく取り入れた、まさに有田焼ならではのチェス駒です。
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