『サマーウォーズ』

監督：細田守
公開年度： 2009年
上映時間： 114分

あらすじ
天才的な数学力を持ちながらも内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ。そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることに……。

評価
映像・・・4
音楽・・・3
物語・・・3
演出・・・2
総合・・・3

頼むから声優を使ってくれ

ぶった切りますが
本職を声優じゃない人がやると大体失敗します
主人公に関しては違和感ありませんでしたし
あれで良かったです
が、ヒロインはまずかった
個人的には桜庭ななみは好きですが声優はダメだ
声優はやっちゃあいかん
アニメにおいての声は重要なんですけど・・・

主な声優
小磯健二：神木隆之介
篠原夏希：桜庭ななみ
陣内栄：富司純子
池沢佳主馬：谷村美月

神木隆之介は声優を何本かやっているだけあってさすがって感じですね
普通の高校生だったらあんな感じだろうなってので別に普通でした
桜庭ななみは普段ヤンマガを買っている私にとって
何度となく登場する彼女に好感はもてるし清純派なイメージもあって
好きなグラビアアイドル？ではありますが
今作はダメダメでしたね
谷村美月にしても一緒
他の声優が良かっただけに・・・

ストーリーは完全にトレイラーに騙されました
のどかな田舎の家にバイトとして連れてこられた健二が
先輩の夏希の婿役ということで
その"試練"かな・・・とか
なんか謎の飛行物体が落ちてきて犯人にされてってミステリーじみた何か
かと思っていましたが全く別でした

簡単にいってしまえば
子供向け攻殻機動隊

他に良い言い回しがあるかも知れませんが
あまりこの手のものは知らないのでこれで通しますが

まぁあれだネット上のウイルス的な人口AIと
ネット上で擬似的に対決する
そんな映画

前半の婿役の～・・・はどこ吹く風
無理矢理な設定にすら感じるほど

そこは、映画
別に良いです

まず世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界のOZ
これを理解しなくてはいけない
映画の冒頭にその説明が入るが流し見しているとちょっと混乱するかもです
ということでオープニング映像を

で、↑の最後の方で行った先が
大家族も大家族
武家のしっかりとした家系の家

いきなりこんな人数に囲まれたらビビリますねｗ
しかも、行った先で婿役だって言われるんだからそりゃあもうですよね
まぁネット上の映像以外は↑の様な感じで普通のアニメです
むしろ見やすかったです

そんなこんなしている時に
ふと携帯に
謎の数字の羅列(『ノウイング』ではない)
が送られてきました
数学オリンピックだかの日本代表ぎりぎりだった健二はそれを解いちゃって(？)
それがOZのセキュリティのパス？だった訳で
そこで健二のアカウントが盗まれて悪さしたもんだから犯人にされちゃって
って感じです

ここからスケールはどんどん大きくなっていき
水道局の人だったりのアカウントが盗まれて
水道管は破裂するわ
信号は滅茶苦茶
警報機は鳴りまくり
街は混乱するばかりです
それもこれも皆OZに頼り切った世の中だったから

そんなネットが普及した世の中に対しての風刺的な感じに仕上がっています
と、同時にネット上のマナーだったりも忠告してきたり
近年頻発するネット上の犯罪だったりの模写でもあるのかな

と、色々と問題を起こしていき
人のアカウントもどんどん吸収していきます
その数なんと4億以上
凄い数ですね
↑の映像を見ていただければその数も納得ですが

で、それを止められるのが
この家族
なんでやねん!?
ってなるかも知れませんが
その謎はしか分かりますので大丈夫です

が、後半になるにつれどんどん
スケールが小さくなっていく気がして
というか、大きくなったり小さくなったりって感じですか

「別にこの人じゃなきゃだめって事はないんじゃない？？」
ってのが付きまとうようになります
が、これもまた映画だからという一言で締められるんですけどね

大衆ウケするにはこれで良い映画だと思います
ただ、やっぱり物足りない感も残りますし
もっとほのぼのというか・・・
ネットの事は抜きにした
単純な婿役としての試練を描いた映画の方を見たかった感じです

おばあちゃんの名言集ならオススメです

とりあえず
トレイラー作る人上手すぎ!!Σ(=°ω°=;ノ)ノ

トレイラー

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