私は若い頃、マウンドで慌ててしまいコントロールを乱すことが多々ありました。
逆に現役晩年は、殆ど慌てることがありませんでした。
その違いとは?
メンタルトレーニングに出会ったことが一番の要因なのですが、
一般的なプラス思考やプラスイメージのトレーニングなどに加えて、リスクマネジメントが出来るようになったからかなと、自分なりに考えています。
リスクマネジメントとは、あらかじめ最悪の事態を想定し、それに対する対処法や心構えを事前に準備しておくこと。
常に完全試合を狙えるような超一流なら余計な心配ですが、常に一定の割合で痛打される二流投手が、やりくりしながら勝つためには、ある程度、打たれたり、失点することも想定しておかなければなりません。
よく、
『切り替えていこう!』
と声をかけますが、
『想定内、想定内!』
と考えるようにしてました。半分強がりですが、それで構わないと思います。
先頭打者を四球で出した時の態度、
スリーランを打たれた時の態度、
バント処理をミスった後、
味方がピンチでエラーした後、
いろいろあると思います。
イメージトレーニングをするときは、必ず最悪の状況をあえてシミュレーションし、多少失点したり、ミスが出ることを前提に、それでも何とかするような試合運びをイメージしていました。
完璧に抑え込むイメージトレーニングをしても、それは私にとっては、練習のための練習(イメトレのためのイメトレ)ですからね(^^)
あらかじめ想定する状況は出来るだけ具体的に、
それに対する自分の態度は精神状態も出来るだけ具体的に、
がポイントだと思います。
