こんばんわ！
先日、萩の松蔭神社へ参拝しました。
沼崎吉五郎が松門神社へ合祀された記事を投稿しましたが、行く度に充実した試みを目にすることが
出来ます。
いうまでもなく、此処には松下村塾が当時のまゝ保存されており、小さい講義室で松陰先生が門弟たちと議論を展開しました。
明治維新の思想は、先生の下で塾生たちによって醸成され、長州藩論をも倒幕に統一し、薩摩藩
や土佐藩らとともに大業を成し遂げました。
その精神的指導者としての松陰先生の影響は絶大で、安政の大獄で斬首刑に処せられた後も
門下生によって、新しい世の中を創造するために戦い、その多くが成就を待たずに死んでしまいます。
大切なのは、塾生たちは下級武士や農民などの庶民であったことで、大衆の草莽崛起が発端に
なった民主的政治が発芽したことであります。
封建社会から民主政治への脱皮は、すべてがうまく行ったわけではありません。
不平士族の反乱や西南戦争、日米通商条約の不平等条約の解消など果敢に立ち向かいました。
そして、今日の体制の原点の思想がそこにあることを思い起こさねばなりません。
松蔭神社へ参拝する度に、明治を作った先生初め塾生たちの偉業の上に、今日の自分たちがある
という事実と、それを誇りと思うのです。
《2020.2.27 周南市 東郭》
絵馬 吉田松陰
絵馬 久坂玄瑞
辞世 親思う 心にまさる親心 けふのおとずれ 何ときくらん 寅二郎
松陰神社鳥居
松蔭神社 拝殿
実父 杉 百合之介 邸宅
邸宅脇の井戸
吉田松陰先生像（講義室）
講義室
松下村塾
門弟の写真が並ぶ部屋
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