徳修館が伝えるもの(5) | 周南市 東郭の世界

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              山口県周南市の徳修館の紹介をしています。
 
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この写真は、公民館の方の周南市三丘徳修館と申します。
 
鉄筋2階建ての大きな建物です。
 
近頃よく地方の特色を反映した公共建物を見ます。
 
学校なども明治・大正建築デザインを取り入れたものも出来ています。
 
なんか、昔からある駅舎などがあると懐かしさと安らぎを感じさせます。
 
周南三丘徳修館をみるとそんな気持ちにさせられます。
 
三丘徳修館のリンクはこちら↓
聖廟の徳修館とは、違う建物です。
 
三丘徳修館付近は、公園化され駐車場やグランド、催し物広場などはあります。
 
 
 
 
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              聖廟の徳修館左遊歩道ケヤキ停まるシジュウカラ      
 
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 三丘徳修館前側100m地点に聖廟徳修館があります。
 
 大きな欅の樹林を進むと宍戸親基公の碑が見えてまいります。
 
 
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宍戸親基公は、教育を重視し徳修館の経営に力を注いだと書いてあります。
 
親基公(1827年~1866年)なので明治19年に逝去されたことになります。
 
その後大正四年に従四位が贈られたとありますが、それは明治維新の功績ということで
 
あり、ここにも明治維新を成し遂げた方がいました。
 
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      徳修館から宍戸親基公碑へ行く途中の山側に弁慶穴古墳があります。
 
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徳修館はじめここ一帯は、1846年以来郷校として学問の聖地です。
 
学問は主に四書五経でありました。
 
その祖である孔子様の像を2009年に迎えることができました。
 
私的には、この場所がより一層厳粛で引き締まったものになったという感覚を持ちました。
 
これからも三丘の学問としての地が発展しますように、願うものであります。
 
                                           2012.3.27 東郭
 
 
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