室内楽 ソルフェージュなら
とうかい音楽教室

昨日はピア二ストの中井正子先生
のレクチャーコンサートに
出席しました。
ドビュッシーの
アラベスク1番、2番.
ベルガマスク組曲、
喜びの島
を詳しい解説と演奏を
聴かせていただきました

改めてドビュッシーの音楽の
素晴らしさが、わかりました

個人的にはベートーヴェン、
ショパン、ブラームスが
好きですが、
ベダリング、弱音をきわめるには
やはり、ドビュッシーを
勉強しないといけないですね

今回のベルガマスクの曲は
弱音表記で
molto pp より多く (より弱く)
meno p やり少なく(より強く)
piu p
p pp ppp
が沢山出てきています。
中井先生は素晴らしい音色で
Pの音の違いを弾きわけて
下さいました

もちろんグランドピアノでしか
できないですし、
すごーく弱い音の
素晴らしい響きの出せる
グランドピアノでないと
その音は出せません

ホールによっても違います。
素敵な響きのホールで
素敵な響きの音色を
聴けると本当に
心地良いです。
自分もホールで
スタインウェイのフルコンを
弾く機会がありますが、
響きは強い音ははっきり
聴こえてますが、
弱い音は自分にはあまり
聴こえてきません

弱くなればなる程
舞台から
客席に飛んでいって
帰ってきた音しか
聴こえてきません

いつもの調子でP の音を弾くと
客席にはmf ぐらいで聴こえて
しまいます

本当に耳をすませて、
タッチにもすごく
神経を使って弾かないと
いけないです

Pの音にもっとこだわらないと
いけないですね

中井先生、
ありがとうございました。