伊勢うどんはたまりが命 | 東海醸造(三重県鈴鹿市)味噌道探究中

東海醸造(三重県鈴鹿市)味噌道探究中

三重県鈴鹿市にある300年の老舗企業「東海醸造」
豆味噌とたまり醤油を真面目に真面目に真面目に作っています。
「感謝感謝のお金道~循環経済へ~」
の著者インタビュアー恵子が大好き過ぎて
ファンサイトを作っちゃいました。



 

諭吉 伊勢うどんいいねええ。溜まりの真黒なおつゆ。味わい深いんだよなあ。伊勢に行ったらぜひ味わってほしいねえ伊勢うどん。東海地区にはたまり醤油とは対照的な白醤油っていうのがあるんだよ。きしめんに使われているんだが実に食文化が豊かな地区だと感じるよ。

恵子 伊勢は私も大好きな場所です。ご案内もさせていただきますので全国の方々とお参りに来て、一緒に伊勢うどんをいただきたいですね。

諭吉 そうだね。本物の発酵し続けている味噌や溜まりを使って美味しい和食を食べていたら病気なんかならないよ。そして今までお米の話と微生物の話をしてきた総まとめで絶対に欠かせない日本人が大事にしてきた食品をいわないといけないんだが何だと思う?


恵子 今まで聞いてきたお米とお豆と微生物に関わると言ったら納豆ですねー。


諭吉 ピンポン。納豆に使われる納豆菌というのは収穫が終わったら稲の藁にたくさん潜んでいるんだよ。そしてその中に蒸した大豆をしまっておくだけでネバネバが付着してうまみを増して発酵食品としての素晴らしき働きをしてくれるんだよ。


恵子 日本人くらいですからねえ…納豆を喜ぶのは・・でも関西や関東でも消費量に違いがありますがやっぱり納豆は関東圏の方が圧倒的に人気ですよね。


諭吉 そうだなあ。東北地区の郷土料理だったが、最近は全国的に栄養価の高さとお値ごろ感が評価されて食べる人が増えていることは望ましいよ。できたら本物の藁にくるまれている納豆が菌としては複雑な発酵をしてくれるからお勧めだが、大豆の摂取という意味でもぜひ納豆をチャレンジしてほしいもんだよ。


恵子 そうなんですね。実は私納豆食わず嫌いでして…でも三重県の小杉食品という納豆メーカーさんに納豆の工場見学に伺って社長さんの話を聞いていたら美味しそうに思えてきていただいてみたら美味しくて…。今まで食わず嫌いでいたのがもったいないなあと思えてきました・・・。


諭吉 何でもチャレンジして自分の器を広げることは何よりも大切なこと。納豆克服おめでとう。それに発酵食品を食べている人は自然と発光するんだ。いわゆるオーラが強い人は発酵食品をいっぱい摂取している人ってことだな。


恵子  ワオ。そこが味噌なんですね。ってそれさっきも聞きました。発酵と発光、菌を食べるとキンだけにお金が溜まる、諭吉さんいっぱいの親父ギャグありがとうございます。


諭吉  いや…別におやじギャグで生きて行こうとは思っておらんが(笑

     米も味噌も全てが大きな循環の中にあってその循環の中で君たちが生かされているということが理解してもらえただろうか?人間も大きな営みの一つ、自然の一部だと思って生活をして行ったら自然と謙虚な思いもわき、感謝の思いでいろいろなものを見ることが出来るはずだよ。お金も循環していく、君たち人間も自然の一部として循環していく、そのことを常に考えながら私たちお金を使ってほしいと心から願っているよ。