4月から大学生になりました。
最近九州で大きな地震があり、
2011.3.11の地震と重ね合わせて
悲しくなってます。
自分は3.11の時中学一年生が終わろうとしてる時期で震災を体験しました。
まだ午後の明るい時間だったのは、
今回の地震より良かったのではないかと思いました。
家のものがぐちゃぐちゃになり、一瞬で当たり前の毎日の光景が変わってしまいました。
私の家族は震災の日1日を家のリビングで過ごし、次の日朝早く避難所へ避難しました。
しかし、1日もしないうちに車中泊をすることになりました。
車中泊3日ほどしましたが、私の父はエコノミー症候群をとても心配していたことを覚えています。
そのあと一週間、栃木県のホテルで過ごしました。その近くにあった銭湯で何日かぶりにお風呂に入りました。
CMでは震災や津波のニュースがずーっと流れていて、私は何もできずただぼーっと眺めているだけでした。
震災のせいでたくさんのものや人を失いましたが、震災によって得られたこともたくさんあります。震災があったから出会えた人たちもたくさんいます。
死にたいとか生きててもいいことないとか、
すごくネガティヴになって泣いたこともあるけど、
それでも生きていかなきゃいけないんです。
父は私に、順応性が高い人になりなさいと言いました。
どんな環境でもやっていける人。
その環境にすぐに溶け込める人。
そんな人になれるよう頑張ります。
私が震災で嫌だったことは
避難者、被災者と呼ばれることです。
この言葉って差別じゃないの?って思ったくらい、傷つけられた気がします。
できればテレビに撮られたくないし、
そっとしておいて欲しいって思ったり、、、。
今回の震災のニュースを見て思ったのですが、
実際に、ニュースをみて、震度7の大きな地震がきた、と放送されても、その深刻さがあまり伝わってこないということです。
実際に経験しないと、その深刻さは所詮他人事なんだな、と。
違う地域では昨日と変わらない生活ができて、、
でも、実際その生活以外に何をするわけにもいかなくて。。
今回の地震で私は東日本大震災を思い出しました。
もう一度振り返り、その記憶を大切にしたいと思いました。
どんなことが起こっても生きていかなければならない。それだけは変わりません。
もっと長く生きられますように、、