私はこの頃、人生で初めて「本当」の私を私が思う本当に好きになってくれた彼氏ができた。付き合い始めた理由は母親が頼んだ精神障害者の為に家事援助をしてくれる事業者の職員の担当者がかわり私と同じ世代の男が私の家事援助をしてくれるようになった事だ。
しばらく私はその男に世話になっていて、最初に利用してから二年後にその男に付き合って欲しいと言われた。私は凄く驚いて正気かよと思った。その男は私の金目当てかそれか何かよっぽど特殊な事情があるのだろうと思っていたけど、物凄く迷った挙句、私はその男と付き合ってみる事にした。
私にとって多分、最後の彼氏になるだろう。付き合っていく内に今まで私が付き合ってきた彼氏の中で私の笑いのツボを一番わかってくれた。
そして、私達が付き合って2年目に初めて二人はセックスをしようとした。
しかし、この時まで私は知らなかったけど、実はこの彼氏はEDだった。
私達は何とかセックスを最後まで試みたが結局、最後まで挿入はできなかった。
そして、この時、私は今まで付き合ってきた彼氏の中で一番私の性格に合っている彼氏だと思っていたけど、別れた方がいいなと思った。
私がこの彼氏と別れた方が良いと思った一番の原因はこの彼氏がEDだったという事ではなく、私がこの彼氏がEDだったのが残念だと思ってしまった事だ。そう思ってしまったのは私がこの彼氏を心の底から好きではないからだと確信したという事がこの彼氏と私が別れた方がいいと思った一番の原因だ。
その翌日に私は今すぐではないけど、いずれ出来れば私の方から今の彼氏に別れを告げようと決心した。
だから、結局、私達が別れた一番大きな理由はこの彼氏は私の事を本当に好きになってくれたけど、私はどうしてもこの彼氏の事を本当に心の底から好きになれなかった事だ。
そして、私達が付き合って三年目になる前の日に私の方からこの彼氏に別れを告げた。私はこの彼氏が私と別れる事に対して少しはためらうのではないかと予想したけど、しかし、私がこの彼氏に別れを告げた時、すぐに「分かった」と言って二人はこの瞬間に恋人同士ではなくなった。そして、この男は今の仕事をやめる事になり、この男が仕事を転職してからもう二度と私はこの男と会う事はなくなった。
その後、私はこの男がどうしているのかは分からないし、特別知ろうとは思わなかった。そして、しばらくして私はこの家で一人暮らしをせざるを得ないような生活になった最初の頃のような感じで毎日の生活を送るようになっていた。
しかし、この男は私が初めて今まで付き合ってきた彼氏の中で私が別れようと思った一番の本当の理由を唯一はっきりと伝えた彼氏になった事は私が生きてきた人生の中で事実の一つとして確実に残ったと私はこの時、そう改めて思った。
しずかにいっちゃった……そう感じた。
私が中学時代に一番好きだった友達が私よりも早く死んだ。私はこの先もう私に心の底から優しさを抱いてくれる人は現れない。
私の事を少しでも意識してくれる人は現れるだろう。永遠ではなく限られた時間の間だけど。でも、私は確かに私に私が思う本当の優しさを抱いてくれた人と時間を過ごした。直接会っていた時間の方が遥かに少ないけど。ただ確かにそんな人はいた。
私にとって三社目のB型作業所の在宅作業を強制的に精神病院に入院させられて強制的に続けられなくなってから3か月後にようやく病院を退院できて退院から半年後。
私はその友達の墓参りの後に両親が残してくれた遺産を使って今度は私が本当に嫌いな人達に少しでもストレスを与えるという考えは全くなくただ自分が少しでも楽になりたくてタクシーを行き帰り使い、その帰り道に乗ったタクシーで帰宅中の途中で私はもう末期がんでもうすぐ死ぬ事を意識した。私の両親と祖父母はもういない。
そして、私が本当に愛した唯一の友達であるその友達ももういない。私が死んだら私の遺体を多分誰かが火葬をしてくれるだろう。その後、私がどうなるのか分からない。
でも、私は幸せだと思った。タクシーに乗った。その帰り道の途中にそう思った。
私も既に末期がんになっていてもうすぐ死ぬだろう。私の生きている世界に私と直接かかわる明らかに普通じゃない人はもういない。しかし、私の遺体を多分誰かが費用を出して火葬してくれるだろう。それは多分、福祉関係で勤めている人だろう。
その後、私がどうなるのか分からない。
しかし、私は幸せだと思った。タクシーから両親の遺産から運賃を現金で支払い家に帰った。最終的に私は私を私が思う本当の愛情を抱いてくれた人と私が思う本当の愛情を抱いた人とは出会えた。しかし、最後まで私は私が思う本当の優しさを結局、自分を含む誰にも抱けなかった。でも、それでも、私はこう思った。私は幸せだったと。
そして,死の間際に病院の天井を見ながら考えていた。
どうしても。
普通じゃないのは普通かな。
私って何なのかな。
絶対って。その時点で…
無意味って…
シンプルにならざるを得ない。
私は執着が強いだけではない。
色々、考えられるけど。
死後は「無」だと思っていた。
「有」って「無」に近いかもしれない…
「無」って何なんだろう。
「有」って?
「無」って
私は死に近づいているのかな……
死に近づいているのかな。
死にに近づいているけど、死んではいない状態か(現状では)
まあ、どうでもいいかな。
多分
私は最後までリスカをしなかったぞ。
ドラッグも使わなかったぞ。
神なんているのかな。
仏なんているのかな。
分からないけど人間の上は確実にいるだろう。
だから信仰心はなくても……
私は信じている。
「神」を。
お母さん本当にごめんね。
あいしてくれてありがと お父さんも。
気にかけてくれた人たち本当にありがとう。
そろそろ、もう逝くね。
「普通じゃない」子供でごめんね。
普通になれなくて本当にごめんなさい。
またあおうね。
じゃあまたね。
私を……
あいしてくれてありがとう。
お母さん、お父さん、みんな
本当にありがとう
【完了】