toughpassionのブログ

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一昨日、NHKのテレビで、日系ブラジル人についての約1時間の番組が放映された。

新天地に挑んだ日本人 ~日本・ブラジル120年~

私はたまたま、この番組を見たのだが、
日系ブラジル人がブラジル内で高い評価を受けている現状を知り、大変感銘を受けた。


日本人が初めてブラジルに移民として渡ってから今年は120年になるそうだ。

その120年間をかけて日系ブラジル人は、努力を積み重ね、高い評価を受けるようになった。

120年前は、ちょうどブラジルで奴隷制が廃止された頃であり、労働力不足を補うために、外国人を移民として受け入れたという。

つまり、奴隷のような農作業労働を、移民たちは担ったのだ。

その中でも日本の移民は、他の労働者とは違ったようだ。

日本の移民は、広大な未開の土地を開墾するという重労働を、苦しみとは捉えず、
自分たちの未来を切り開く喜びの活動と捉え、勤勉に努力したと、テレビでは解説していた。

日系移民の開墾の様子を、多数撮影した大原治雄の写真には
広々とした農地とそこで働く人々の、何とも言えない喜びが表現されていた。
美しい広大な大地を切り開き、豊かな作物の実りを得られるという喜びなのだろうか。

また、日系ブラジル人と他の民族との違いは、学びを大切にする姿勢と勤勉にあると、ブラジルの大学の教授は言っていた。

他国の移民たちは農作業に学びは要らないと考えているが、
日本からの移民は一生懸命に勉強してきたそうだ。
この特質は日系移民だけにある特徴だと、その教授は語っていた。

今の日系ブラジル人の人口比率は0.8%だが、ブラジル最難関のサンパウロ大学の生徒は、その15%が日系ブラジル人であるとのこと。
つまり、日系ブラジル人は、他のブラジル人より約20倍も、最難関大学への入学者が多いのだ。

さらに、日系ブラジル人には、政治、経済、芸術などの分野で名を残した人たちも大勢いるそうだ。
芸術家・大竹富江はブラジル文化人最高の勲章を受け、多数の作品を残している。

街頭インタビューで、「日系ブラジル人にどのような印象をもっているか?」との質問に、
人々は「文化教養があり、尊敬できる」、「勤勉で、信頼できる」、「ブラジルの誇り」などと言っていた。

これら日系ブラジル人の活躍を知り、私は日系ブラジル人の心には、吉田松陰の門下生の志が宿っているのではないか、とふと思った。

第2次世界大戦後の日本では、米国の指導の下で「日本人の志」は消失させられた。

しかし、ブラジルに渡った日本人は、その施策の影響を受けなかった。それゆえに「日本人の志」を脈々と引きついているのではないか、
これが今の日系ブラジル人の心根にあり、立派な評価につながっているような気がした。