『切り取りEarly 1970s』から、青の呟き

 

#56(1973.4.26)

旧いノートを紐解いてみよう 何かが見つかるかも知れない

追憶を繋げる時間の中に 僕等大切なものを忘れてしまっていくのだろうか

電車や車の動きに感じる音を 時はさせない

その流れに乗っかった人間が 妙に騒々しいだけなんだ

そうだ 我が身を対峙させよう

そのために 旧いノートの紐を解こう

 

 廃棄しようとしつつ開いた半世紀前の日記代わりの何冊かの大学ノート。そこ(『切り取りEarly 1970s』と題してみた)には、当時の僕の呟(つぶや)きもあった。

多少の気恥ずかしさや躊躇いもあるが、今回ここにそれらを載せてみることにした。もしかしたら、こんな稚拙な文章にも共感を寄せてくれる現在の若者がいるかもしれない。