(軽爆班 写真上の後列左、写真下の中列左から三番目が保)
九五式練習機の課程も終わり、実用機に入る事になる。ここで分科別に分かれる事になる。本人の気質や希望等を考慮し、戦闘班、偵察班、爆撃班(重爆班、軽爆班)に編成されるわけである。私は軽爆を希望し、希望通り軽爆班に編入された。戦闘班は二班に区分され、明野、各務原に、重爆班は浜松にそれぞれ移動した。軽爆班と偵察班は熊谷に残り、ここで実戦機の訓練に入る。
上が九三式単軽爆撃機、左が九三式双軽爆撃機、右が九三式重爆撃機(卒業写真貼より)
軽爆班の編隊飛行(卒業写真貼より)
実戦機の操縦訓練も、離着陸訓練、特殊飛行、編隊飛行、最後に航法である。熊谷~浜松~大島~平塚~熊谷が一回目。二回目は、熊谷~水戸~小名浜~仙台~岩手竜ヶ崎~仙台~福島~宇都宮~熊谷。この課程が終わると、単独飛行で自分の好きな課目を選んで三十分位自由に飛行させてもらった。
そして、いよいよ卒業式を迎えることとなった。各人の任地も希望をとり決定された。私は、朝鮮平壌である。明野、各務原、浜松に移動した生徒も、十一月二十九日までに熊谷に帰り、明日の卒業式を待つのみとなった。


