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touch1968のブログ

日常の生活。バイクツーリングで出かけた場所や
節約生活など

剣道も流行り廃りのような

ものがあり、玉竜旗11人抜きを

果たした梅ヶ谷がもたらした

右手を主軸に置いた引き面が

今はどこでもみられる。

ある程度以上の試合巧者は

相手がこうきたらこう打ち返す

と考えながら自分の間合いを詰めていく

技量の切迫したもの同士なら

同じような動きになり、噛み合わない。

焦って大技を仕掛けたほうがえてして

負ける事が多い。

剣道は武道であり、スポーツではない。

よく使われる言い訳だ。

確かに剣道は真剣や木刀では

大怪我を負うために考えだされた

ものであり、あくまで斬りあいを

想定したものだ。

スポーツではない。しかし

その武道の概念を都合よく使い分けている

のが現代剣道の正体だ。

もっとも象徴的なのが鍔迫り合いだ。

触れれば皮膚を切り裂く程

鋭利な刀を肩や顔に当てている

事がどんなにあり得ない事か、

想像すれば分かるだろう。

骨を切らせて肉を断つというように

相手の打とつをギリギリで見切り、

骨まで切り下げるのが一本だというが

浅くても戦闘不能になれば十分役割り

をこなしているはずだ。

もっとも馬鹿馬鹿しいのは

打とつ後、当たったぞと

審判にアピールしなければ

一本にならない事で、

その間、がら空きになり

審判が一本と判定せず、

がら空きのところを打たれて

負けるシーンが本当に多いのだ。

刀の斬りあいにこんな馬鹿な

事があるだろうか?

怒られるだろうが七段、八段な

ど年齢的にもかなり上にならないと

取れない仕組みになっており

スピードでは若手に勝てないのが

現実だ。その不都合な真実を

隠すためにスポーツとの

同一化を意固地に断り

続けていると

言ったら言い過ぎだろうか

いっそフェンシングのような

機械判定を取り入れる

事を望む