昨日とうとう終わった『必殺仕事人2009』 作品を振り返って
個人的にはなかなかよく出来ていたのではないかと。
今の規制だらけの中でなかなかハードな展開もあったし
ゲストがちゃんと役をこなして芝居としてひきつける力もあったし。
ジャーニーズ云々で文句を言う人も多いが
別にそれはそれでいいんじゃないかと。
色眼鏡で見ても偏見でしか物事は見えませんよと…。
個人的には経師屋の涼次(松岡昌宏)が好きですね。
今回、花御殿のお菊(和久井映見)を助ける為に、
盾となって守ったところとか、人間性が溢れてて、
また絶対拷問を受けても口を割らないところとか、
いいじゃないですか。
内容にけちをつけると、本来なら刀だらけの
侍の屋敷に押し入るのに
中村主水(藤田まこと)、渡辺小五郎(東山紀之)が
いるのに的や戦い方に無理があるんですよね。
仕立て屋の匳(田中聖)が囮になって
入るというのはいいんですが、
匳や涼次は的が一人とか少人数には強くても
接近戦しか出来ないため、
どうしても、人数を捌く事に無理があります。
最終回で小五郎がばったばった
斬り殺していましたが、その辺を
最初に仕事した時にやるべきだったのでは…と。
そう言っちゃうと、今週の拷問や盛り上がりは
ないんですがね(笑)
拷問いうと火野正平さんが久々に必殺に登場。
サディステッィクな拷問がなかなか◎でした。
同心の大河原伝七(福士誠治)が
ニセ仕事人というのはなかなかいいアイデアでしたね。
前のエピソードでの同心の無力ぶりに嘆いての
正義の鉄槌だったんでしょうが…。
これは今週の頭の方であ~
ニセ仕事人のフラグが立ったな
とそれで死ぬんだなと…。
となると捕らえられた涼次と 如月(谷村美月)も
死ぬ事はないというフラグも安易に予想されました。
通常のパターンだと仕事人解散という感じですが、
今回は大怪我を負った 涼次や如月がしばらくは、
ほとぼりが冷めるまで江戸を離れるといったところでしょうか?
前口上もエンディングで流れ続きを期待させる終わり方でした。
次がどういう形になるのかわかりませんが、楽しみです。
時代劇は必殺です。 が、いつまでも続きますように。
