こんにちは☆

 

リンパシー®認定インストラクター 中村直子です。

 

コロナ騒動は鎮まるどころか、まだまだ広がりを見せています。

 

マスクがない、ティッシュペーパーがない、トイレットペーパーがない!

 

この日本で「品薄」「在庫切れ」「手に入らない」

なんて言葉が出ると思っていなかった、、

そんな思いの私もいて、反省もある。

 

物があって当たり前の生活を考え直すタイミングなのかもしれません。

 

感染、感染で気持ちは緊張し、休校をはじめ、色んなイベントも中止になり、

 

冷静に対応したいと心がけてはいるものの、心も薄べったくなるんじゃないかと心配してしまいます。。

 

出来るだけ温かいものを体の中に取り入れる工夫、努力をしてみましょう。

 

内臓を温め、代謝を促し、気持ちも健康になるようにね。

 

 

さあ、元気をだして!

 

私のブログ、久しぶりに更新します。

 

リンパシー🄬とわたしについてですが、

 

リンパシー🄬とわたし③で、乳がんの告知のあとの検査までいきました。

 

MRIが辛かったこと、看護師さんに手を握ってもらったことなど。

 

その後、手術になるわけですが、

 

部分切除の温存手術でした。

 

パジャマ着たまま手術室入り口まで、家族・看護師さんと歩いていきました。

 

めっちゃ普通に「ほな、バイバーイ!」とは、言ったものの、、

 

手術室のドアが自動で閉まってしまうと、

 

かなり、かなり緊張してきて、、

 

ちょっと座って待っててくださいと言われて、腰かけていた椅子の後ろに、

 

ドーン!と何があったでしょう??

 

CDです!ものすごい数のCD!

 

 

珍しそうに眺めていると、看護師さんが

 

「うふふ、なにか好きなのあったら、かけますよ」

 

と、言って笑いかけてくれました。

 

もう、緊張で「選ぶ」という行為が出来なかったのですが、

 

パッと目に入ったのが、

 

「コブクロ」

 

「こ、コブクロで、、、」

 

いよいよベッドに寝かされます、

 

その時に聞こえてきたコブクロ。

 

すごいね、ほんと気持ちがすーーーっと落ち着いていくのが自分で分かった。

 

音楽の力を再確認した瞬間でした。

 

麻酔の先生が「麻酔を入れていきますね」と言って、

 

ふっと自分の体が上に上がったような感覚があって、、、

 

もう、次に目覚めたときは

 

またコブクロがかかっていて

 

「中村さん、わかりますか?終わりましたよ。」

 

って。。

 

ぼんやりしながら、でも

 

「すごいな!終わったら、麻酔も切れて、管もつながれて、

 

痛くなかったなあ~(笑)」なんて感じていた。

 

しかし、辛いのはそのあとで、次の朝までベッドから起きちゃダメなので、腰が痛いのなんのえーん汗汗

 

傷口は痛くないのですが、とにかく腰が痛くて。。。

 

あの日の夜中は眠れなかったなぁ。

 

翌朝、看護師さんの検温を待って、

 

管を抜き、身体を拭いてもらって、パジャマを着替えさせてもらい、

 

起きていいよと言ってもらえました!!

 

病室をウロウロしてたもんだから、

 

妹が来てびっくりしてました。

 

「昨日の腰が痛いぃ~と半泣きになってた姉ちゃんは、なんやったんやろか?」と。

 

お陰様で、経過もよく、短い入院で済み、しばらく私の実家に息子と一緒に帰っていました。

(息子の通学には実家からのほうが近いのもあって)

 

その間、私の本業の予備校の事務は休ませてもらってました。

 

男性ばかりの職場ですが、ありがたいことに理解いただき、

 

自分で納得できるまで休んでいいと言ってもらってました。

 

ありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちとの両方が毎日、心の中を行ったり来たりしていました。

 

こんなに休んだことは初めてで、

 

「こんな気持ちで休むのはつらいな。。」とも感じてた。

 

そして、急に暇になり、有り余る時間のなかで、私は一日に何度となく、不思議な感覚が自分の体の中によみがえってくるのを感じていました。

 

 

それが

 

「触れられたときの安堵感」

 

やっと、やっと、ここまできた。ここまで書きました(笑)

 

 

そう、検査、入院、手術と看護師さんに何度となく身体に触れていただきました。

 

なんというか、50歳もすぎて、

 

一瞬、甘えてしまうような、任せてしまうような、そんな心から

ゆだねるという感覚がとても心地よくなっていたのです。

 

「こうやって、身体にタッチすると、みんなこんなに気持ちよくなって、安堵感を得られるものなのか。」

 

「身体、気持ちがしんどい人なら、もっともっと感じるかもしれない。

もしかしたら、誰かの役に立つかもしれない。」

 

私、本来、人の体に触れるのが得意ではなかったんです。

できることなら、触らずに済ませたいほうだったんです。

 

なのに、なのに、こんなこと考えてる!!

 

この病気でしんどいこともあるけど、今までと反対のことをやってみる、反対方向にハンドルを切ることも私にはチャンスかもしれない、やってみるか!!

 

初期段階の手術で、温存だったといっても、五年後の生存率は100%ではなくなったのも事実です。

 

パーセンテージが付くようになった自分の命。

 

段階を経て、冷静にとらえることができる。

 

ならば、違う方向へ歩いてみてもいいやん!!

 

自分の中に生まれた素直な感覚を優先することにしました。

 

あと、もう少し書いていくと、やっとリンパシー🄬にたどり着けそうです。

 

ここまでお読みくださったかた、本当にありがとうございました。

 

また、次回も頑張って更新します。