こんにちは。
ずいぶん春らしいお天気になってきましたね。
今日はお洗濯に気合が入ります!!
息子は、二年生になり男性の先生が担任になりました。
保育園を含め、一年生までずっとお姉さんのような先生ばかりだったので、
ちょっと、オドオドしているのがわかります(笑)
クラス替えでお友達のメンバーもちょっと入れ替わって、まだ戸惑っているな~
恥ずかしがり屋の息子に、もっと自分から行動を起こして、みんなと仲良くなろう!!
と、あれこれとハッパをかけているときに、ふと私の口から出た言葉がありました。
「失敗してもええ(いい)!!もしも笑われたら、笑い返したったらええねん!!」
これ、、、実は遠い昔、私が高校2年の時の物理の先生が、皆によく言ってくれた言葉でした。
特に女子、、、物理はチンプンカンプンで、指名されても間違ってたらどうしよう??って
なかなか答えを言えない。
そんなとき、いつもこの先生が
「まちがっててもええねん。思ったとおりに言うてみ??
あのな、それを笑いよるやつには、笑い返したったらええねん!」って。
それで、一気に空気は和み、いい授業が進んでいくのです。
間違ってても、決して否定せずに、まずは、「そうか!」って言ってくれる。
キミだけでなく、他にも同じ考えをした子がいるかも知れないから、
みんな、よく聞いてや!!って。
正解だったら、めっちゃ褒めてくれる。
だから、この理系アレルギーの私も、この先生のテストだけは、頑張った。
丸暗記で、応用力ゼロに近かったけど、なんとかやり切った。
返却のとき、「よう、頑張ったな!!」って言ってほしくて。。。
あれから、もう余裕で20年以上経つけれど、
事あるたびに、先生の「笑い返したれ!!」を思い出す。
つい最近まで、単純に
「そうやな、そうしたら気持ちも楽になるな。。。」って考えていた。
でも、20年以上経って、やっと!?
「もっと深い言葉なのでは??」とふと思った。
そう、「笑われたら、言い返せ!!、やり返したれ!!」では、
あまり後味も良くはない。
そしてもう一つ、
笑われたり、何かいやなことを言われたりして、
同じように噛み付いては、それではその時点で相手と同じレベルなのだ。
その「イラッ!!」をグッと乗り越えて、笑ってやる!!
そのときに、自分は相手より上にいけるんじゃないかと。
私の極端なイメージは、昔話の「三枚のおふだ」でしたっけ??
鬼か、やまんば??を小さく小さくして、お餅に包んで、パクッと食べてしまったシーン
ありましたね???合ってます???(あんな感じです(笑))
私自身もこの先まだまだ乗り越えていかないといけないことがあるし、
息子にもそれくらいに気持ちを大きく持ってほしいと思う。
と、言葉に書くのは簡単だけど、なかなか難しいのが現実。
それもわかっている。
まだまだ7歳だ、、、どれだけの経験がこの先に待っているのだろう。経験だらけだ。
明るい色も、たまには暗い色も、いろんな経験のカラーでドンドン自分自身を塗っていってほしい。
親の筆を入れたいときもあるけれど、そこは我慢して、ビミョウな色具合を楽しませてもらおう。
長い道のり、同じ歩いていくのなら出来る限り笑って、笑い返して、親子で進んでいきたい。
Naoko