こんにちは。
今週は、とても寒くなるみたいですね
乾燥もひどいといわれています
風邪に、インフルエンザ、皆さんお互いに気をつけましょうね
さて、葉っぱって、何の葉っぱでしょう??それは、、、
「だいこん」です
先日、図書館ボランティアに行ったとき、仲間のママさん、、、
(と、いっても私の母とお年が近いくらいですが)
が、おうちで作ってらっしゃるということで、新鮮なものを頂きました。
「今日、とってきたばかりなんで、葉っぱも付けてきたでェ~」
「いやぁ~きれいな葉っぱやんか!!」
「これ、刻んで、ちりめんじゃことごま油で炒めて,
醤油で味付けしたら美味しいねんで~」
「あ~ほんま、ほんま!!そやわ!!美味しいなぁ、それ!!」
と、おばちゃんトークに圧倒されながら、
あっちのおばちゃんにうなづき、
こっちのおばちゃんににうなづき、、、して(笑)
持って帰ってきました。
で、教えてもらった通りに青々した葉っぱを調理して、
おばちゃん達オススメの
「葉っぱとじゃこを炒めたん」 が出来上がりました!
ご飯さえあれば、もう何もいらないって感じで美味しい~
息子は初めて食べたのですが、めっちゃ気に入って、
「これは、何から出来ているの??」と真剣に聞いてました。
そうやね、、、だいこんは知っているけど、
葉っぱは、あまりお目にかからないからね。
栄養もあるし、無駄がないし、ご飯いっぱい食べれるし、、、
ありがたいな、、、葉っぱさん!
食べながら、そんなことを考えていて、
もうひとつ、葉っぱさんの力を思い出していました。
むかし、むかし、私の記憶もあまり定かでないくらい私も幼かったとき、
私や、妹が熱を出すと、
母がこの大根の葉っぱを使って、熱を冷ましてくれました。
当時は、「アイス○ン」とか気の利いたものもなくて、
あのレンガ色の?水枕?氷枕?だけでした。
子供の頭には、ごつごつして、冷た過ぎるだろうってことで、
大根の葉っぱを水でシャキッとさせて、ビニール袋に入れ、
それをタオルで巻いて、頭の下に敷いてくれました。
冷めた過ぎず、でも、なんだかほのかにひんやりして、
やわらかい心地がしたのをうっすらと覚えています。
子供の熱も結構高いので、しばらくおけば、
そのビニールの中の葉っぱも、熱で湯がいた葉っぱのようになるらしいです。
そしてまた、水にとり、シャキッとさせて、、、
交代の葉っぱとともに、何度も何度も繰り返し、
熱をとってくれました。
これは、おばあちゃんの時から伝わる方法だったらしいです。
時が経って、私の息子がまだまだ小さかったとき、
熱を出したときにこの方法をやってみようと思いましたが、
この、葉っぱがなくて、、、
季節的なものだったのか、、、スーパーにもなくて、
何軒か聞いて、やっと個人の八百屋さんに分けてもらえたのを覚えています。
本当に、熱い頭の下に敷いてあげたら、
ビニール袋の中は水蒸気がいっぱい付き、
葉っぱはグニャグニャで、湯がいたようになりました。
あのときの母も、きっと私と同じような気持ちで、
「次の交換の時は、熱は少し下がってるかな?」
「次こそ下がってるかな?下がってますように。。。」
そんなことを思いながら、願いながら、
そーーーっと、そーーーっと、頭の下に手をやり、
この葉っぱを何度も何度も取り替えてくれたに違いない、、、そう思っています。
そう!!葉っぱさん!!
あなたはもっと、もっと、人の手に渡り、重宝されてよいのですよ。
ピーーーンッて(背筋???)伸ばして、もっと、もっと、主張していいんやよ。
Naoko