こんにちは、今日も風が冷たいですね。
今年一番の寒さとか

昨日のこと。まだ給食が始まっていない息子は、お昼くらいに、帽子を押さえながら、「ヒュぅ~」
と言いながら、寒そうに帰ってきました。

そして、私の顔をみて、
「お母さん!今日の国語の音読のお話は、お母さんの好きな、てんとうむしやでっ!」
と、嬉しそうな顔をしました。
てんとうむし、、彼が言ってるのは本物のてんとうむし
。

実際のところは好きというわけでもないのだけれど、虫の中では、この子たち
くらいしか、触ることが出来ない、、男の子の母として、恥ずかしいのだけれど


だから、息子は、私の好きな虫は、唯一てんとうむしだと思っています。
その、音読の宿題になっていた国語の本の中の「てんとうむし」をご紹介します。
「てんとうむし」
かわさき ひろし
すぎうら はんも え
いっぴきでも
てんとうむしだよ
ちいさくても
ぞうと おなじ いのちを
いっこ もって いる
ぼくを みつけたら
こんにちはって いってね
そしたら ぼくも
てんとうむしの ことばで
こんにちはって いうから
きみには きこえないけど
一年生のちいさな子が、大きな声を出して、ゆっくり読んでいる。
その声に、これらの言葉が乗っかって、、
なぜだか、絶妙なバランスがとれていて、私の気持ちの波長とピッタリ合った、、という感じでしょうか。゛
ふいに、ぐっときて、ホロリ、、となってしまいました

「え~まだ読むの~?」
と、言われながら、何回か読んでもらいました。
私も声に出して読んでみました。
短い言葉の中に、温かく、大切なものが、ギュッとつまってるように感じました。
一年生の教科書ってスゴイ!
息子のクラスは23名。
きっとこの「てんとうむし」を読んだ子供たちには、23通りの感じ方があるはず。
かわいい一年生の、素直でかわいいココロの中を一人ずつ覗いてみたいな。
そんなことも思いました。
「たいへんよくできました」の、気持ちを込めて確認のハンコをグイッと力をこめて押した

三学期最初のあたたかな宿題でした

Naoko