こんにちは。




先日のお話を少し書いてみたいと思います。



主人が休日の時、息子をお願いして私は出かけていました。



夕方に主人からメールが来て




「Yくん (同じマンションで、息子と同級生のお友達)が来て、




お母さんがまだ帰ってないみたいで、家に入れないって。




入れ違いでお母さんが心配するといけないから、




うちに来てるってことを、Yくんのお母さんに連絡して。」 と。





Yくんは、放課後の児童会に行ってるので、いつも帰りが夕方になる。




何とかお母さんとも連絡がとれた。




Yくんの弟くんが保育園に通っていて、どうやらそのお迎えが




さっといかずに、お母さんと弟くんの帰りが少し遅れてしまったみたい。




無事にYくんも迎えにきてもらって、よかった、よかった。。。





私自身もホッとして、そして思った。




Yくんは、いつも開いている玄関が開いてなくて、とても動揺したんだろな。




外は暗くなりかけて、不安で、




「どうしよう?」って、思ったんだろうな。




でも、そのとき、




「あっっ!!」って




うちの家を思い出してくれたんだろうな。




そう思うと、とてもかわいくて、とても嬉しかった。




(と、同時にうちの息子は、こんなとき、どうするんだろう?




って、不安にもなったのだけど、、、多分、泣いてるやろなぁ、、、)




「どうしよう?」って、思ったとき、子供なら、なおさら心がユラユラする。




不安になる、泣きそうになる、、、泣いてしまう。




そんな、「どうしよう?」ってなった時の、おうちでありたいなと思った。




Yくんのように、何かの都合でおうちに入れなかったりしたときは、もちろん!!




何か、思うことがあったとき、




本当は、家族の中で「どうしよう?」を受け止めてもらうのが一番いいのだけれど、




ちょっと、それも、、、どうかな??ちょっとなぁ、、、ってとき。




はたまた、「どうしよう?」でなくても、全くどうでもいいような話も。。。




人と、言葉と、思いと、泣いて、笑って、怒って、スネて?そんなふうな




たくさんの「感情」が集うおうちでありたいな、と思った。




もちろん、私たち家族三人のこの家がそうあることがなにより大事なこと。





息子が小学校に上がってから、お友達がよく来てくれるようになった。




決して、広いとも、キレイとも言い難い、この家に。。。




このへんの子供には、ビミョ~に、大阪のおばちゃんのエッセンスがほどよく?ブレンドされていて、




「おばちゃん、今日、ぼくが来ると思って、掃除したやろ?」



「そや!!ちょっとはキレイになってるやろ?」



「まあな!!」



みたいに、手ごわいちびっ子が色々と来てくれる。




ゲームや、おもちゃで遊んでるかと思えば、




「おばちゃん、聞いて!!」と、やってくるから




「よっしゃ、聞くわ!」と、聞く体制に入れば、




息が止まるんとちがうか?というくらいに、




教室の中のことから、先生のこと、友達のこと、




結局、なにが言いたいのか分からないくらいに、




ダダダダダーーーッっとしゃべってくれる。




息子も拍車をかけられて、負けるものかと




「お母さん、お母さん、あのな~」としゃべり出す。




で、満足して、またお菓子食べて、遊んで、またしゃべって。




まだ一年生だし、会話らしい会話か?と言われれば、そうではない。




私が言うことも、半分わかって、半分わかってないのかも?




でも、いつも思うのは、このなんとも言えない




子供たちとの「からみ」がおもしろい。




私も全力で、ベタベタと言葉をからますから、けっこう体力も使う。




でも、こうやって過ごしたひと時を忘れないで、、、っていつも思う。




いまは、かわいい一年生だけど、きっといつか、思春期、反抗期、




大人はうっとうしいと思われるときがくるかも知れない。




だから、わが子、その仲間たちがベタベタしてくれるうちは、できる限り付き合って、




ベタベタと関わっていこうと思う。




何年か経って、彼らは自分の心がとがってしまったり、ちょっと冷たくなってしまったり、




自分の進路を考える時にいろんなことに葛藤をおぼえたり、




素直な自分に会えなかったり、、、




きっと数え切れないくらいに悩み、ぶつかる時がくる。




そういう日がやってきたとき、




ほんの少し、少ーしでいい。




このおばちゃんと、この部屋を思いだしてくれたらいいな。




「今日も相変わらず散らかってんなぁ~~おばちゃん聞いて!!」




そんなこと言って来てくれたら、嬉しいなぁ~




Naoko