こんばんは。
毎日、蒸し暑かったり、急な雨が降ったりとすっきりしないお天気が続いていますね
毎年、いまの時期は、スカーーーっと晴れているように思うのですが。。。
こんな、ややこしい気候は、アレルギー持ちにとってはつらいのです。
何がってことはないけれど、何かムズムズ、、、どこかしらかゆいのです
先週は、目がかゆくて、涙が出て、眼科に行きました
ここのところ、やはり同じような患者さんが多いようで、
何かのアレルギーだと言われました。
イネ科かな~と、先生はおっしゃってました。
でもって、体もあちこちかゆくて、今日は近所の皮膚科へ~
またこれも、汗にかぶれてるとかで、薬をもらいました。
しかし、これは今に始まったことではなくて、私は40数年の筋金入りのアトピー持ち
一番最初に、Igeの検査をした時は、先生もビックリの数値をはじき出した記録の持ち主です
今でもほぼ毎日、原因の分からない蕁麻疹と闘っている生活です
もしかしたら、一生の中で、私が一番多く発する言葉は、
「かゆい~~」
じゃないかな?と思うときがあるくらいです。
良くなって、、、悪化して、、、また良くなって、悪化して、、、
これを繰り返してきました。
多分、アトピーやアレルギーを持っておられる方は、
それは、痛いほど理解できるよ、、、と思っていただけるかも知れません。
もっともっと私が若いとき、いや、小さいときかな、、、
「遺伝やな。。。」そんな言葉を覚えたのは、いつだったかな。。。
父が、やはりアレルギーの要素を持っていたらしくて、そういう言葉を知らず知らずのうちに覚え、
また、「遺伝だから仕方がない」と言い聞かせて、半ば諦めていた私がいました。
その父が亡くなって、もうすぐ10年が経とうとしています。
大好きな、尊敬する、どんなほめ言葉の形容詞でも追いつかないくらいに大きな、大きな人でした。
こうやって書きながらも、また涙があふれてきます。
父がいないことを改めて考えてしまうと、淋しくてたまりません。。。
でも。。。
ある時、いつものよりひどい蕁麻疹がでた夜がありました。
気が遠くなるような、かゆさでした。
思考回路も中断されているような状態の頭で、「遺伝だから、、、」とぼんやり考えていました。
そのときです!「はっ」と気付き、ただただ号泣してしまいました。
「血」です。
そうなんです。私の中には、遺伝だと思っているアレルギーの因子を持ってる血が流れている。
「でもこれは、お父ちゃんの血やん!そうやん!!」
一瞬にして、父に手をつないでもらっている感覚になりました。
「私が生きているかぎり、体に血が流れている限り、毎日お父ちゃんと会えるんや!」
私は、毎日、毎日、父と会っているのです。手を取り合って生きているのです。
そう思うと、つらいアレルギーとも一緒に歩いていけるのです。
こんなカタチでつながるものもあるのでしょうか。。。
多少かゆくても、つらくても、私は意地でもお父ちゃんとつながっているから、、、
もっと、ずっと、つながっていさせてね。
おやすみなさい
Naoko