しばらくして、私はまた。。。。ヤブちゃんへ行きました。


そこで、Dr.は初めて先日の処置の説明をしました。

「不正出血があった場合は、『子宮体がん』の検査義務が医者にはある」

「子宮内膜を除去し、綺麗に掃除しておく
必要がある」

「この時の内膜を
『組織診』に出し、最終的な結果が分かる」


と言うものでした・・・・・・この真実は、後日解明されます。


今でこそ、患者への説明義務がありますが、10年以上も前のしかも、その当時でも既に“老医”だったDr.には、全く理解の出来ない私の怒りだったんだと思います。

すこし、喧嘩腰だったと思います・・・・



そこで、出された病名が『子宮内膜増殖症』

私がこれまであえて病名を出さなかったのは、誤解や誤解からくる偏見にウンザリだったからです。

『子宮内膜症』と早合点する婦人科医に何人も会いました。

病気の内容も、治療も違うのに、その処方を出す医者が“病気を理解できない”のです。


その為に、次の医者を探すのに本当に苦労しました。

地方であったことと・・・・・

当時はまだ、珍しい病気だったのかもしれません。。。。。



一般人の偏見は『子宮けいがん』のように“性感染病”と思う人がいるようです。

違いますから~~~~

うつりません!!!




簡単に言うと。。。。

子宮内膜(生理の時に出てくるやつです)が必要以上に、増殖してしまう病気です。


詳しく知りたい方は
こちら


そこで何が問題かと言うと。。。。

例えば我々が日常、汗をかいたりしますよね。これは、問題なしです。

その日や翌日くらいには、洗身して話は終わりです。

ところが、何日も洗身をしないでいると、皮膚が病気になることがあります。


これに似たことが、お腹の中で起きるのです。


最初の頃は、問題なしです。(単純性子宮内膜増殖症)

自然に治ることもあるようですし、薬を使うこともあるようです。


私は、この時はこの状態でした。




しかし、ヤブちゃんはロクな説明もしないのです。

↑は次にお世話になったDr.が教えてくれました。

ヤブちゃんは。。。。。

「家族にガンはいるか?」と聞くのです。

「叔母が卵巣がんで、祖父が肺がんで亡くなりました」

「そうか~~~。じゃ。気をつけなさいね」

「何をですか?」

「私が診てるから、大丈夫だよ」

「だから、何をどう気をつけるんですか?そんなに悪い病気なんですか?」

不安でいっぱいの私に、Dr.は。。。。

そんなにうるさい事を言うなら、大きい病院に行けばいいだろう!!」と怒鳴ったのです。

「大きい病院って。。。。東京に帰った方がいい状態ですか?」

しつこいな!!子宮とっちゃえば良いんだよ!!!簡単な事だから、〇〇(大病院の地方版)ですぐ出来るよ。

紹介状書いとくから、明日取りに来なさい」




ショックで何が何だか分からないうちに、母に電話をしていました。

母も動揺して、「すぐにお医者さんの話を聞きに行く。今から行くから」という言葉で我にかえりました。

「あの医者じゃダメだよ」といい。。。。翌日から、新しい医者を探し始めました。