日本には数島「猫の島」と呼ばれる島がある

大抵が野良猫が島民の数を上回ってしまった島であり、自然繁殖してしまった結果のようだ

 

そんな猫の島、どんな島か気になり検索してみると、高松から割と気軽に行ける場所に1島あることが判明

そして高松には東京から寝台車が走っている・・・

寝台車

人生で経験の無いこの魅惑の乗り物に乗りたい!と思い立ち計画

今回乗ったのは「サンライズ瀬戸」

東京からはサンライズ出雲と連結して発車し、岡山で別れて瀬戸は高松へ、出雲は出雲へと行く今では貴重なリーズナブルに乗れる寝台車です(昨今高級寝台車ばかりになってきてます)

東京からは1日1便のみ

基本的に9番線から出てるよう(僕は鉄道がそこまで好きじゃないので興奮はふわっとしてますww)

今回泊まったのはA寝台

カプセルホテルを若干広くした感じ

浴衣とスリッパついてます

コンセント1口 室内灯は2灯有り光らせ方を変えられます

NHKラシオがトンネル以外では入りますw 面白い音のアラームも有り

隣の音も気にならず結構快適でした(廊下で騒がれるとさすがにNG)

流れる夜景を見ながら東京駅で買い込んだ酒を飲む

いい時間です

んが、TVとか無いと直ぐに手持ち無沙汰になりましたww

 

さて、検索すると結構出てくるんですが、この寝台車 岡山駅で駅弁を予約注文して買うことが出来るんです

ってことで僕も予約注文して購入

注文は「みよしのお弁当」さんへ

おかやま肉自慢弁当(秋・冬)

これ松茸入ってるんです 1,100円でw

うまかったー

と堪能してる間に瀬戸内海を通過して

高松着

綺麗だけど面白い駅舎っすね

そして看板を頼りに高松港ターミナルへ

ぶっちゃけこいつ引っ掛けですw

ここ行ってもなーんの意味もなかったorz

ここから500m位ずれてるんす

駅からは赤いルート通ったほうが階段なくて楽です

青いのが看板通り行った場合

こっから乗るのが「女木島・男木島行き」

目指すは男木島

今回お世話になった船

この船で女木島経由で40分

約20分で女木島へ

バイバイ女木島

更に20分で男木島へ

特徴的なフェリーターミナル

1つ驚いたのが、女木島から男木島に通学してる子がいる事

正直島の規模から言うなら逆かなって思ってたんですが、どうやら女木島には小中学校はないらしい

 

ということでこれが島の全体像

レンタサイクルもありますが乗れるのは島の外周だけでほとんど山と入れない民家の通りなので個人的にはいらないかなって

 

さて、早速ネコ探しますよっと

まず行ったのは島の南にある加茂神社

道中猫には会えず

しかし鳥居に狛犬が・・・

この子、なぜかすげー先導して島を案内してくれんのか?位前を歩いてくれました

ありがとう

 

次に行ったのが町の中央付近にある豊玉姫神社へ

ここでやっと猫に会えました

朝一で行ったので涼しいのとお腹空いてたのか、人懐っこかったです

この神社結構な高台にあるので登るは大変ですよ

そこからこの島の見学どころの灯台へ

こんなポップな看板に誘われて行ってみたが・・・

途中の道はこんな道ばかり

しかもこの時期は「スズメバチ」があちこちに・・・

正直100m位追いかけられる事数回

しんどい思いして行った先は・・・

あーうん ね

一番テンション上がったのは20分歩いて灯台が見えたときだったw

途中にはネコさんは1匹もおりませんでした

 

また命懸けで?で引き返して、町の中をウロウロ

さっき神社では見なかった猫さん

屋根の上でくつろぐ猫さん

 

約3時間の滞在で島を後にしました

さようなら男木島

個人的にはもう来ることはないでしょう

 

高松港に着いたのが11:30だったので、折角香川に来たからとお昼はうどんを

一軒目は味庄さんへ

香川にしては珍しく「コシ」ではなく味で食べさせる店

陽気なおばさん達と職人気質のおじさん達でやられてる店だった

美味しかったです ごちそうさま

 

こちらは連絡船うどんさん

所謂「駅の立ち食いうどん屋」

香川のうどんらしく角の立った歯ごたえのあるうどん

ここ、珍しく「かけうどん」というシンプルな物はがない店

味は美味しかったですけどねw

 

 

さて、本題の猫の島に関してですか

一時期は多くいた猫ですが、現在は確認できただけで8匹程度でした

その8匹も去勢されてる「桜ねこ」と呼ばれる状態

子孫を残せる状態ではないので、この子達が往生した後はただの島になります

島民が餌をあげてる所も見ましたが、やはり多過ぎる猫には困っていたんだろうなと思う場所が散見されました

そして猫目当てできた観光客達

先人の観光客が人家お構いなしにあちこち踏み込んで迷惑したんでしょうね

「これより人家の為立ち入り禁止」の看板等があちこちに

なので観光客の行動は制限されます

瀬戸内国際芸術祭2016というイベントで、島内至る所に芸術があるはずなんですが、説明もなければ立ち入れない物も多く個人的な感想としては「観光客は歓迎されてない」というイメージでした

観光客用の民宿・軽食屋も何軒かはありましたが、活気は当然ながら失われていました

 

想像ですがこのまま行くと猫が居なくなったらこの島の観光資源は無いに等しいかなって

まぁ島民の気持ちに立てば、騒ぐ猫は迷惑だし後先考えない観光客にも迷惑するでしょう

まずはこのまま「猫の島」というイメージを払拭した方がいいのかもしれませんね

 

ということで、もし猫目当てなら正直おすすめしません

 

というのが僕の率直な感想です