PCで「しょうがいしゃ」って変換すると「障がい者」になるようになってたんですね
障害者って書くと「害」の字が悪いイメージだからとかなんとかだっけ?
漢字に罪は無いと思うんだけどなぁとか思ったりしてw
さて、私をリアルで見た事ある方はご存知の通り、私障害者です(ドンッ!)
ただ、かなりあっけらかんとしてしかも考え方とか物のいい方も下手くそなので、同じ障がい者の方々が私の記事を読んで不快に思われたらごめんなさい
私の障害は「先天性左手指切断」
この診断名を始めて見た時は、結構衝撃的だった
切断って言葉のインパクトがね・・・
平たく言うと「生まれつき左手の指が無いですよ」ってこと
見た目はこんな感じ
この傷跡は、指整形術の名残
昔はまん丸で可愛いお手手でしたw
さて私は先にも話した通り先天性
これが幸いと言うかなんと言うか、始めから無いもんで有る便利さが分からない
想像は出来ても実感が無いので日常生活で大きな不満はないと言うか、子供の頃から付き合ってるので無いなら無いなりにどうにかしちゃう訳です
事故なんかで後天的になった方々よりは苦労して無いなぁとか思っちゃうわけです
それでも、やっぱり日常的に困ることもまぁまぁ有ったりするわけで、その辺の愚痴を書いてみようかなぁとか思いたった訳ですよw
こぼれ話ってか印象に残ってると言うか、これがきっかけで子供の頃隠しがちだった左手を今は堂々と晒せるようになった話しを1つ
私が高校生だった頃、周りがアルバイトを始めて懐具合が暖かくなっていくのを見て、自分もやりたい!って思い条件面でよさげな所を面接していたんですが、そこではじめて大きな「障害者」って壁に直面しました
結構ね「障害者」ってだけで能力も見ないで落とされるんですよ
極めつけの1言が「前の障害者が使えなかったから」
これ、完全に私関係ないじゃないですか?それを1括りにされて見られる事は若い私を打ちのめすには充分な破壊力があった訳で
挫折して、バイト探し辞めようか、何て思い始めた頃友人が紹介してくれたとある飲食店に合格する事が出来ました
最初は扱いに困っていた(多分ね)様でしたが、色々やらせて貰いそれをこなす事で信頼してもらい、気がつけば厨房全部の仕事が出来、接客も少しなら手伝える位まで成長しました
時間帯によっては、バイトリーダーみたいになったことも
そのお店の制服は半袖なので、当然左手を隠す事も出来ないし、何よりそんな事を気にしてたら仕事にならない
なので気にせず後輩とかにも堂々とこれで指導したりしてました
そんなある日の事
後輩君と休憩室にいく道すがら、こんな事を言ってきたのです
「あのう、凄く聞き難いんですが」
私は、過去にも度々この切り出しから手について聞かれていたので、あぁまたか位の気持ちで
「どした?」って軽く聞き返しました
するとやはり
「左手の指どうしたんですか?」
やっぱりかと思い答えようとすると、後輩君が続けてこう言うのです
「昨日までありましたよね!? 事故か何かにあったですか!??」
私は数秒思考が止まった後に大笑いしてしまいました
そんな私を見て困惑する後輩君
その様子を見て私は
「昨日は有ったってww 前からずっと無いわーいww」
でも後輩君は
「いや有ったっすよね!絶対有りましたもん!!」
その後休憩室で誤解を解いたけど、この時思ったんです
あぁ、変に隠してるから目立ってたんだな、堂々としてれば案外見てないんだなって
その後から普段の生活でも、変に隠す事はしなくなりました
もちろん現実問題この手で出来ないこともあるし、迷惑をかける事も有りますが、そこも卑屈にならずちゃんとお願いして助けて貰う事が出来るようにもなりました
中にはやはりいい顔しない人達もいますが、それは個人の問題
そういう人とはお近づきにならなければいいわけで
そんなこんなで結構ハッピーな障害者ライフを送れてるかもしれないなって思います
自分の紹介がてら書いたつもりのBlogだけど、相変わらず纏まりが無いなぁorz