ド・メジャーアイドルを追いかけて1年が過ぎ
地下アイドルを追いかけて1年が過ぎた
ど素人ニワカドルヲタが、ど素人目線で考えた事を書いてみる

今回の書くきっかけは、某地下アイドルがメジャーデビューの可能性が出てきた事がきっかけ

何度も言うけど、ど素人ドルヲタが書く事なので、読んでて「チゲーよ」「バカか?」「何にも分って無い」って思われると思いますが、タダの誹謗中傷はお断りします(キリ!
ただ、ご意見は下さい。お勉強したいので。
お勉強した上で、自分の意見がかなり的外れてた所は修正します。
(最悪、この記事自体消す事もあるかもねw)

さて、本題に戻ろうっと
アイドルには、大きく分けるとまず
メジャーアイドル
マイナーアイドル
って2つのジャンルがあると思ってる

メジャーとマイナーの差って何?って言うと、簡単に言うなら大手レコード会社からCDを出せてるか否かカナ?
最近、マイナーな中にも「インディーズ」って言って、売れてるのにメジャーじゃないって訳分からん事になってるのが、日本の音楽業界
詳しくはwiki先生にでも聞いてみてね

売れるなら、インディーズでも良いじゃない?なんでメジャー目指すの?ってなるかもだけど、やっぱり、メジャーデビューするとプロモーションの規模が変わる、タイアップ等がし易くなる、メディアへの露出が増える、知名度の上がり具合が違う、事務所に多少なりとも守られる
って事なんだろうと思う
現に、僕が追いかけてる「乃木坂46」はメジャー効果が最大限発揮され、今や「乃木坂?あぁ聞いた事ある」位には知名度を得てます。
また、Fairiesなんかもメジャー効果でレコ大新人賞とかレギュラー番組なんかを持たせてもらってる
でも、必ずしもメジャーデビュー出来たから良いって訳でもない
例えばSUPER☆GiRLSさんはエイベックスが手掛けたアイドルだが、なかなか上手くいってない様子
メンバーの個人活動は見えるんだけど、グループとしては世間的にイマイチ浸透してないって感じる
インディーズだったPASSPO☆さん(ぱすぽ☆から改名)も2011年にメジャーデビューした訳だが、オリコンの上位に入る物の、売上枚数では苦戦してるし、一般人への知名度もまだまだと言った感じだろう
逆に、メジャーデビューして大成功してるのが、AKB48とかももクロとかだよね
まぁ、彼女達も過酷な下積み経験があるんだけど
そういう意味では、乃木坂46は近年では、かなり異例な存在かもしれない

次にマイナー
所謂「地下アイドル」ってヤツですね
その中にも、インディーズとその他がある
インディーズでCD出してるところは、例えばタワレコとか行くと全国どこでもCDが買える
でもインディーズレーベルから出してないところは、現地(LIVEとか)行かないと、CDは入手出来ない
当然タワレコに並んでれば、全国の人が手に出来るチャンスがあるけど、現地に行かないといけない場合は、間口が狭まる

CDの販売形態で分けるとそんな感じだけど、その他に
常設劇場があるか、無いかって分け方も出来る
常設劇場がある場合は、決まった場所で定期的にLIVEをしているので、そこに合わせて行けば会える訳だ
劇場を持ってないアイドルは、毎回どこかの会場を借りてLIVEをする訳で、ヲタはその情報を見て、一緒に移動する事になる
また、地下の場合1グループだけで場所を借りる事は経済的に難しいので、対バン(複数のアイドルグループ)でやられる事が多い
常設を持ってるアイドルは、毎回来てもらえるように
対バンの場合は、他のドルヲタを奪ってやろう、いつか自分たちだけで箱を埋めたい
と、日々奮闘してるんだと思う

アンダーのアイドルは、メジャーを目指し、
メジャーのアイドルはCDの売上枚数が上がるように、
これが、基準の目標なんじゃないかと思う
もちろん個々のグループで細かい目標はあると思うけどね

当然、メジャーになれば、アンダーで居るよりも活躍のチャンスが広がるし「国民的アイドル」への道も見えたりするので、アイドルをやってる立場からすれば、メジャーになってBIGになりたいと思うのは当然だろう

さて、次はヲタ側の目線で書こうと思う
最近思ったんだけど、ヲタも種類があって、大雑把に分けると
自分が楽しめればいいヲタ
推し(アイドル)を支えたいヲタ
の2種類が分りやすいと思う

もちろん根底にはみんな「楽しい」が付くんだけど、
自分が楽しみたいって人は、アイドルを見て「可愛い」とか言って沸いたり、現場でヲタ芸打ったり、LIVE中にメンバーにレスを必死に送ったりする人たち
こういう人たちは、面白い現場を見つけると、結構アッサリ乗り換えちゃったりするよね
自分の欲望に正直で、ある意味正しい趣味の形かもしれないw

僕を含めて僕の周りに多いのが、推しを支えたいタイプ
推しを今より大きくしたい、推しが活動を継続出来るようあれやこれやと考えて頑張る
もちろんそこには「推しから特別に見られたい」って欲求も見え隠れするんだけど、その度合いは人それぞれ
よく、悩んで負のスパイラルに陥るのもこのタイプw

さて、このタイプの人間の場合、(あくまで俺目線の超思い込み始まります)
今よりもっと人気を出してやりたい、今以下にならないようにしてやりたい、推しの為に力になりたいと日々思ってる訳だけど、一方で売れれば売れるほど自分ひとりの力では、何もしてあげられてないって思っちゃったりもするんだなぁ

ここに紐づいて最初に戻る訳だけど、今は近くて反応が直に分かる地下アイドルが、メジャーデビューして売れてしまった時、地下時代に所謂「美味しい思い」をしてきたヲタは、変わらず推し続ける事が出来る物なのだろうか?って思いが沸々と沸いてきた

例えば俺個人で言えば、今推してる乃木坂には2名の推しが居る
1人は「ななみん」こと橋本奈々未
芸能人としてはまだまだヒヨっ子だが、所属している乃木坂では人気上位におり、メディアにも露出しているので、乃木坂が上昇する限りは彼女も一緒に上昇するんだろうなぁって思える存在になっている
そんな彼女を「支える」とは、「活躍を見続ける事」位かなぁって感じ
乃木坂での人気の1つの指標となる「個別握手券」も、もし俺一人が買わなくても、確実に売り切れるからね(まぁ買いますがw)

もう1人は「せいらりん」こと永島聖羅
彼女はずっと乃木坂のアンダーに所属している
個別握手券も全て完売は難しく、正直知名度も無いに等しい
そんな彼女を「支える」には、握手券を大量に買ってやり、イベントがあれば追いかけて行き力いっぱいコールをしたり、盛り上げてやって存在をアピールしてやる、出来るアドバイスをしてあげる事だと思ってる。
そんな彼女が選抜入り常連になると、「支え方」に変化が出るだろうと思ってる

そして、元推しになるが、「神乳」こと神谷えりな
彼女はスチームガールズというグループに所属している
このグループは日々「個人投票」という物が行われており、毎日ダイレクトに人気が分かるシステムを取っている
そしてこの票を1週間合計した物を、各ユニットで合計して、得票数が多いユニットはトリを飾れれる、歌う曲数が増える等、恩恵があり、個人としても個人の仕事を多く回してもらえるといった特典がある訳です。
(詳しくは
こちら
そんな彼女を「支える」のは、毎日せっせとLIVEに足を運び、投票するに限る訳ですね

それから、新たに推し出したのが、CAMOUFLAGEの
メイド界のGカップアイドル、たかしょーこと高崎聖子(このメイド界ってのは取りたいらしいw)
ここは、自前の劇場を持たない、本当にその辺の地下アイドルと同じ形態を取ってるね
彼女を支えるには、開催されるLIVEにせっせと足を運び、物販を買ってあげ、
周りの人たちに布教する
これに限る訳ですね
やっぱり、お金使ってあげないと、こういう子達は厳しいよね
慈善事業じゃないんだしw

そんな彼女達が共通して言う言葉、それは
「今より売れて(人気が出て)ファンの方々に恩返しがしたい」
      ↑↑↑
さて、ここに疑問が出てくるわけです
今より売れるという事は、すなわち今のような活動が出来なくなる事です

例えば、乃木坂であれば、ななみんは個別握手券が買えなくなったり(今は思う枚数を買えないだけで、希望の部は結構買える)、せいらりんで言えば個別握手券が思うように買えなくなる事だろう
そして、LIVEの箱は大きくなり、それに従ってステージとヲタの距離が出て、存在のアピールも難しくなると思う
実際、代々木とか武道館とか、場所によっては豆粒だもんね

スチガで言うと、今は行けば100%入れる常設会場が、抽選制とかになったり(AKB劇場のように)物販握手会とか、チェキ会が人気と時間の関係で出来なくなるかもしれない
そうすると、今まで目一杯話を出来てたメンバーと、ある程度距離が空いてしまうだろう

カモフラで言ったら、気軽にメンバーと触れあえなくなるとか、1人で独占できる時間が減るって事だろうね
実際、たかしょー個人の活動では、人気が出たが故に昔からのファンが
イベントに参加できないって事が起こってる

ここで、ヲタ側にジレンマというか、矛盾が出てくる訳です
推してる子が、好きなジャンルで輝く姿を見るのは嬉しい
でも、自分との接触が減るのは嫌
独占できないと、嫌
ってね

例えどーんなに、アイドルと親密な感じになってたとしても
イッパソ>ヲタ>TO>>越えられない壁>>アイドルやる前からの知り合い>友達
なので(中にはヲタと付き合っちゃったり、友達になれるのも居るけど、それはアイドルの自覚無いと思ってる)
プライベートでなんかある事も無いし、イベントでの接触が減ると
倦怠期のカップルのような感覚に陥りますよね
アイドルが売れるって、すなわち住む世界が変わっちゃう事なんだよね

売れない頃から頑張って尽くしてきたヲタに、その状態が耐えられるのか?
散々尽くしても、売れると急に繋がりの糸が細くなります
でも、それは仕方の無い事だし、そうなるのは分かってた事です
分かっちゃいるけど、耐えられない
そうなって、その子から離れてしまう方は少なくないでしょう

だから、彼女達がファンに恩返ししたいと
「今より売れたい(人気が出たい)」
と頑張れば頑張るほど、元来のファンは離れてしまうのではないか?
という思いが、頭に沸いて来るわけです

結局、アイドルの想いとヲタの想いは一致しない訳ですね
散々触れ合ったアイドルが、メジャーで人気になり、思うように会えなくなった時
果たしてヲタはどうなるんだろう
推し続ける時のモチベは一体どういうものなのかな?

これから、自分で検証する事になりそうだ

と、去年の今頃書きかけてた記事を完成させてみた
書き始めは2013/1/16とかなってたわw
その①したのは、心境が変わったら、その②を書こうかなって事で