枕について、備忘録。

ネットの拾い物を纏めてみた。

まず
枕は何のためにするのでしょうか?
 人間が直立歩行をする以上、起きている間は平均8~10kgの頭の重さが首にかかっています。唯一、寝て(横になって一休みも含む)頭の重みを取り除いているときのみ、首を真に休められるのです。適切な条件で、首を休められる状態にするために枕が必要なのです。
整形外科に入院する首の病気の患者様(例えば交通事故のむち打ち症や、頚椎椎間板ヘルニアなど)にとっては、適切な枕は重要な治療となります。
 また一般の方でも、朝起きると肩がこっている、頭痛がする、手がしびれる、夜中に下になった肩が痛くて目が覚める、夜中寝心地が悪く枕をはずしたり、うつぶせになったり、手を敷いて寝たり・・・そんな経験がありませんか?
これらの原因となる可能性が大きいのが、不適切な枕なのです。枕なしで寝るなどもってのほかです。適切な枕は、不眠治療、夜間無呼吸やいびきの改善、うつ伏せねの減少につながるものと考えています。
 それでは、正しい「枕」の条件とはどのようなものでしょう。私たちの結論はこうです。
枕の3大条件

1. ジャストサイズ
個人体格差に適合するサイズ。
あなたは好みで高さを選んでいませんか?

夜横になり首を休めるとき、重要なのが枕の高さです。私たちは、一人一人に最適な枕の高さがあることを 経験と研究からつきとめました。 あなたに合う枕の高さは一つだけです。慎重に正確にジャストサイズの枕を選ぶ必要があります。

2. フラット構造
自然な寝返りと首(頚椎)の安定は、素材と形状で決まります。
あなたは好みで素材を選んでいませんか?
枕の形状と素材も重要です。寝た時に頭が沈み込む素材であったり、仰向け時に顎が上がる形状では、睡眠時、 首に無理がかかります。形状はフラットで、ジャストサイズの高さを保つ素材でなければいけないのです。

3. メンテナンス
枕の変化、寝るヒトの体格変化に応じて、枕は適宜見直しが必要。
ジャストサイズでフラット構造の枕を入手したとしても、枕を取り巻く環境は常に変化しています。 季節による温度や湿度、寝具やパジャマ、もちろん体格の変化もあるでしょう。枕が時間とともに形状が変わるということもあります。 そのような変化に適宜対応しメンテナンスすること。これも重要なポイントです。

だそうです。
枕って奥が深いね。

では僕が思う自分に合った枕の見つけ方とは

1.お金と時間を掛けて簡単にw
最近は睡眠外来とか枕外来なる診療科を持ってる病院が出て来てるそうな。
有名なのがここ
http://www.makura.co.jp/
枕外来という診療科で、結構TVに出てる方が院長の病院
先のくだりもここから抜粋したものw
ここで見てもらえば、かなり納得した枕が出来る事は明白。
但し、
・凄い人気で診療予約が取れにくい
・当然診療代と枕代がかかるw

2.お金を掛けてそれなりに
病院なんかは診療予約などしなくてはならず煩わしいって方は、もう少し簡単な方法
それは、オーダーメイド枕を作れるお店へ行く事
インターネットでオーダーメイド枕って検索すると、結構ヒットします。
もちろん先に紹介した病院でも枕だけの発注を受けてるそうですが、どんな枕が合うか分らなければ発注出来ないですよね?
そんな時の目安になる物を示してくれるのが、オーダーメイド枕店に勤務している「ピローアドバイザー」とか呼ばれる人たち。
この方々は、個人の首のカーブを測ってその人に合う最適な高さの枕を教えてくれます。
とはいえ1.と違い医療行為にならないので、絶対の保証では無い事は頭の片隅に置いておく必要はあると思いますが。
でも、自分で悩むよりはるかに効率はいいでしょう
但し
・測る際はお店の為、自分の寝具と状況が異なるので誤差が生じやすい
・当然枕代がかかるw

3.お金を掛けずじっくりと
1.で紹介した院長が自宅で簡単に出来る方法として紹介した物
必要なもの
かための座布団(使い古して中綿が硬くなったものがよい。厚さ3~4センチ程度) または固めのバスマット
大判のバスタオルまたはタオルケット(幅50センチ以上)

作り方
タオルの端を揃えて丁寧に折りたたみ、座布団の上に乗せる。
この時、座布団の端とタオルの端をきちんと合わせ、角を直角にするのがポイント。
この枕を肩口にしっかり当てた状態で、布団面(水平面)から計って首が「およそ15度」になる高さになるように、タオルを抜き差しして高さを調節する。
$闘忠丸の乃木充日記
$闘忠丸の乃木充日記

分度器を使わずに「15度」を確かめる方法
枕をしっかり肩口に当てた状態で、膝を立て、右手で左肩を、左手で右肩を持つように、腕を胸の前でバッテンに組みます。
そうして、膝を片側にパタンと倒し、横向き寝の状態になります。肩の力を抜いて、楽に枕に頭を預ける状態にしてください。この時、顔の中心を通って胸元へ抜ける線がほぼ一直線になり、かつ「ほぼ布団面に平行(水平)」になるように、枕の高さを微調節します。
$闘忠丸の乃木充日記
高さが決まったら、再び仰向けになります。すると、自然に首の角度は、首が最も休まる「およそ15度」になっています。
$闘忠丸の乃木充日記

NHK HPより
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20080206.html

この方法だと家でお手軽に試せる。
但し
・自分の感覚に頼るため、ベストな物を見つけるのに時間がかかる
・自分でベストだと思った物が、実は違う場合がある

以上、ネットからの拾い物をまとめた物でした。
全てに一長一短があるのでいい物だけをチョイスしてみるって方法もいいかもね。

家のテンピューロ枕も見直す時期かなぁw