行きました。
予定通り。。笑い泣き

11列    通路側席から観劇。
大阪で最前列体験しましたが、ある意味本日の席大好きになりました笑

百鬼丸何回通るの〜笑   私の横!
隣は仲間でしたので楽しさ100倍。

拡場さんに感謝しかない。笑い泣き



あのね!
最初に伝えたいことは。

すーーごく誤解されたくないトコだから、先に言っておきますね照れ

舞台は生もの!

一期一会ですよね?
2度と同じ舞台はないわけで。

だから、誰がどの公演を観ようと、
誰がどの回が最高!とか言ってようと、

わたしが、あなたが観た
その日のその時の舞台が
最高です!

大好きな推しが出る舞台でも地方住みであれば、そう何回も通えるものではないし、
都市に住んでいたところで、仕事や家庭や様々な縛りがあって当然です。
みんながみんなフリーランスではないのですから。


私はご存知のように、割と家庭的縛りも(介護)仕事の縛りもある割には、観劇マニアだし割と好きな舞台は通ってしまうほうです。

だから。
ついなんだかこれまで観た公演と比べたりした物言いになってると思うの。

気にしないで!ウインク


回数をこなして良くなるのは当たり前じゃないですか!
常に千秋楽が最高峰とはかぎりませんし。
じゃあ、序盤はすべて試験的でたどたどしくて良くないの?

そんなこと。マイナスなことばかりじゃないです!
ベストな状態に持って来ての開幕なワケですし。


キャストが必死に試行錯誤する貴重な姿を観れる可能性があるのも序盤じゃないですか。
体力もあるのも序盤です!笑


なんでこんなことを言うかというと。


大阪と印象が違っていたからです!!
じゃ。書きますよ。笑



殺陣も円滑になっていて、効果音もほぼほぼ付いてきてましたし、
各キャラクターが、より魅力的に見えました。
うまく言えないけど、感情が生きてる・・と言うか。
演じてる、、じゃなくてキャラクターそのものみたいな。

シアター自体が横幅も奥行もサイズダウンのせいか、大道具がセンターに来る時などその前で立ち回りをすると、大阪公演の時よりギリギリ舞台縁まで来るのです。

落ちないか、セットにぶつからないかヒヤヒヤしました。
でも、問題なく円滑に進んでいました。
2幕でどろろが囚われて、その前で百鬼丸と多宝丸の殺陣があるのです。

動きは決して縮こまってもおらず、ダイナミックで素晴らしいものでした。


ダンサーさんら!
凄い変わりました!ゲラゲラ
ずっと大阪で気になっていた、絡みやすい布。

今回は踏んで引っ張られることもなく、絡まることもなく美しかったし、主要キャストも避け方をマスターしたのか?危険なドキドキヒヤヒヤがなかったです。


後から知りましたが、
この東京初日の前にゲネプロびっくりびっくりガーンガーン
あったんですね?

だから想像より皆さんお顔がホッソリしてらしたのね?

となりに座っていた仲間が「こんな感じで痩せちゃってるの?」って聞いてきたのでアレ?とは思ったんですが。
大阪から少し休養したかな?なんて思ってたから。あせる

まさか1公演やっていたとは!!


本日観て、やはり確信しました。

醍醐景光!!
原作よりアニメより、この舞台の醍醐の唐橋さんの表現が大好きです。

父性があるのです。

百鬼丸を疎んでのことではなく、
自身の立身出世が絡んでいたとしても領主なんですから当たり前。

もちろん褒められたことではないし、
気持ちを寄せることはできないんだけど、
アニメ版の醍醐より、
人間味があり、父性を感じました。

我が子を抱く姿と表情。
からだを取られた百鬼丸を見て驚きながらも鬼神が願いをきいたことを察して泣き笑いをするの。

あれでまず涙腺緩みました。

それが思い過ごしでないと確信したのは、終盤。
百鬼丸と醍醐との対峙。

醍醐は言います。
「唯一の後悔は、あの時。お前を川に流さずにこの手にかけていれば。」

酷い言い様なんですがね?
泣きそうな顔をするんです。
いや。泣いてる!


あれはいろんな意味があるなと。
父親として残酷なことをして、
酷いことを言っているのをわかっていて。

でも領主としては片手落ちだったのではと。
本当に後悔もしている。

決心して百鬼丸を捨てるのであれば、なまじ情けをかけずに手にかけていればこうはならなかった。

そう。
舞台ではアニメと違って産婆が助けたのではなく、醍醐が川に流した。
沈めないで流したんですよね。えーんえーん

唐橋さんは、終盤でそう百鬼丸に告げるのだけれど、1幕序盤でもすでに醍醐の父性を表現されてました。
天晴れです。


琵琶丸!
わたし、申し訳ないながら。
本当に抜群に演技お上手な方ですね?
惚れ惚れです。
次の舞台観にいきそうなレベルで胸うたれました。。


百鬼丸と多宝丸の母、おく。
せしるさんも、めちゃくちゃ母親でした。
流れるような上品さ、上品な物言い。
愛情溢れる眼差し。
「ぼうや!」と叫ばれたら、それだけで涙腺に、きましたから。


多宝丸!
若さ溢れて多宝丸らしさ抜群。

母の愛が、気持ちが自分だけに向いてないと感じて、満たされない日々が続いていたのよね。

恵まれた環境に見えて、ずっと飢餓感があったの。それを百鬼丸に見透かされる。
「兄上!」と呼ぶ多宝丸。
好きだなあ。
むしろ、百鬼丸に負けず劣らず幸薄いです。
ラストは涙が流れました。
多宝丸、良いキャラクターです。

序盤のセリフ。うーん
ちょいやっちゃいましたが、動揺せずやりきりましたね?
頑張った!


どろろ。
アニメのほうではちょうどどろろが女の子だってことが判明しちゃいますね?

舞台ではそこまで明確にしてないけど、琵琶丸が「だってお前さん・・・」
て、言いかけてやめます。

ニュアンスですね?

どろろは百鬼丸を照らす太陽みたい。

明るくて情があって、プラス思考で!
ナイスなキャラに輝いてるどろろ。
北原さんピッタリでした。

打たれ演技も上手いですねえ爆笑
女子、女子してないのがまた良いですビックリマーク


今日の百鬼丸。
こんなコーナーか!?

御御足あざだらけ、、だけじゃなくすり傷みつけちゃいました。。えーん
素足だから?
素手でもあるし、手も打ち身だらけでは。

やはり東京はマイナーチェンジしてきました?
そう感じました。

目を寄せるのも明らかに増えてますし、
声を取り戻したあとのたどたどしいセリフも、かなりメリハリつけましたね!!

絶叫だけでなく、静かな百鬼丸の背中の演技でも感動しちゃいました。

どろろに「どろろ、行くぞ」と言う姿。
1人じゃないってわかる瞬間。
泣いちゃいました。
今回ここでも。


鈴木拡樹さんどんどん百鬼丸になっていきます。

すっごい汗ですが、脚つらないようにミネラルたくさん補って下さいね。
まだまだ先は長いです。



いかん!、わたし仕事ですよ。朝から。

次は10日に観劇します。
それまで頑張るからね。