毎朝視線の先はどこを向いてますか? | ガチで紹介する起業アイデアと本当にリアルな退職→起業日記

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37歳にして社会的な肩書きを一切放棄してみました。大切な家族と自分の人生のためにもがいてみてます。

うつむいてませんか?


私は2015年10月まで会社員でした。

会社は品川駅改札から7分くらいの

近代的なビルでした。


あえて品川駅”改札”からと書きました

が、品川駅に来たことがない方は

ご存知ないと思いますが、改札から

南北の出口に向かって天井のすごく

高いアーケードになっています。



この駅構内のアーケードは天井が

高いだけでなく、通路の幅も10mくらい

あって開放感あふれる通路になって

います。



普段は明るく開放感のあるこの通路も

特に朝の通勤時間帯にはおびただしい

量の乗降客が改札から港南口(南口)に

向かって移動します。



その数1日に34万人!


JR東日本の管内では新宿や池袋、東京

などに続き6位となっていますが、

想像つくかもしれませんが、新宿や

池袋、東京などは通勤通学以外にも

土日の乗降客も非常に多く、平日で

あっても朝晩以外の時間も数多くの

乗降が発生してます。


おそらく、純粋な通勤客数でいうと、

もっと順位は上がるんじゃないかと

思いますが、とにかく凄いんです。

いつもの朝の光景

退職前の私はこの凄い光景の中を

毎日歩いていました。


朝ですから明るいんですが、

イメージ的にはこんな感じで人の

流れが川になっていて、自分がその

川の粒子となっているような感じ

でした。


そしてなにより心に残っている

のは歩く人々が皆一様にスーツで

斜め下を向いて

歩いていることです。



毎朝心が締め付けられる感じが

して本当に
でした。



下を向いているとマイナス思考に

なるのはいろいろな学者さんや医師も

言っています。精神的にも悪影響

なのは自分の経験からも間違いないと

思います。


本当に嫌だった私は、いつからか意識

しないままに坂本九さんの名曲

「上を向いて歩こう」が流れてました。

この歌が頭の中で流れると無理してでも

上を向こうって思えました。



話はずれますが、早朝の品川駅は、観光の

拠点にされているのか、大概外国人が

いて、ほとんど必ずと言っていいほど、

手を上に伸ばし、カメラでその異様な

光景を収めてました。

やっぱり異様ですよね。

 

山手線の車内

多くの人は慣れているため、あまり

違和感を感じないかもしれませんが、

もう一つ毎朝寒気がする違和感を

感じてました。


特に朝の山手線の車内は本当に多くの

人が携帯をいじってます。


ある時は、長椅子に座っている全ての

人が携帯をいじってました 
( ′~‵)


批判したいわけでもないですし、私も

かなりいじってますが、なんというか

異様に感じます。


自分がモノになってる、家畜になってる感覚

山手線という名の”家畜小屋”で、携帯

という名の”エサ”を与えられている

ような感覚を覚えました。


もちろん個々人はそんなことなくて、

朝の有意義な時間を携帯というツールを

使って過ごしているだけですが・・・


いい歳のオッサンが携帯ゲームをして

いたり、萌え系(っていうのかな?)の

画像で楽しんでたり、学生がニヤニヤと

気持ち悪い薄ら笑いを浮かべてゲーム

してたりすると、なんだか気分が悪く

なるのは私だけでしょうか?




そんな通勤が本当に嫌だったのも、退職

した理由の一つです。


この先あと何回この光景の中に入らな

ければならないのかと思うと発狂しそう

でした。



当然そんな状況を心地良いって感じる

人はほとんどいないと思いますが、

皆様はこの異常を感じませんか?


発狂しそうな時は、是非あたまの中で

「上を向いて歩こう」を流して

みてください!