魂の先輩
卒業生話が続いてしまうが
昨日 私にとって３度目の卒業生 Ｙちゃんが遊びにきた。
中学時代・・・
とてもさっぱりした しっかりものの彼女。
いつも自然体。大陸的な大らかさがあり
男女問わず誰とでも仲が良く
彼女がいると 不思議と空気がほんわか柔らかくなる。
長女気質か？？中学生の彼女から いつも自分にない安定した軸を感じていた私。
暴走しがちな私を 「とっティーさん とっティーさん！」と
いつもたしなめてくれていた そんなＹちゃん。
現在 臨月。
二人目誕生まで あと一週間かどうかというところ。
前回 遊びにきてくれたのは２年半前。
やはり おなかがパンパンの臨月の時 クラス男女５，６人の仲間とやってきた。
みんなが これから卒業 就職・・・遊びの話を やんやとしている中
彼女は もうすぐお母さん・・・
そして男の子を出産
すっきりお腹の彼女は 生まれたてホヤホヤの赤ちゃんを連れてきてくれた。
そんな赤ちゃんも もう２歳・・・
２歳といえば そう
魔の２歳児！！
何をいってもわからんちん
できないくせに自分でせいじん
可愛いのだけれど
本当に本当に 毎日毎日ヘトヘトだった記憶しかない自分。
Ｙちゃんは ２歳児息子くんを連れてくるという・・・
どんな展開になることやら！？？
さすがのＹちゃんも 魔の２歳児に振り回されて お疲れ気味か？？
と思いきや
なんとも なんとも
穏やかな二人
電車好きのＲくん
小４息子が使っていた電車で楽しそうに遊んでいる。
私とＹちゃんがいろいろと話をしていても 自分のペースでゆったりと遊んでいる。
ありえない！！
大人の中に一人連れていくと
５分もせずに「おうち帰る！！」と叫んでいた我が娘とは大違い
お昼を食べながら 聞いてみた。
「Ｙちゃん・・・Ｒくん すごく穏やかだよねぇ～
でもＹちゃんさぁ・・・
子育てしてて キーキーしたりヒステリックになったりすることってないの？？」
Ｙちゃんの本音。
本音をききたい。
お客さんとしてきている今、平和な親子だけど
さぞかし二人だけの時間は大変なんだろう・・
私には わかる！
先輩ママだからわかる！
本音 本音をきかせてちょうだい！
彼女の本心をきいてみようと ちょっぴり下世話な気持ちで突っついてみた。
すると・・・・
たったひとこと
「ない！！」
ときっぱり！！
「そっ そうなのねぇ・・・・」
ノックアウトＫＯ！
「そりゃ 大変な時もありますよ～
言うこと聞かなかったり ぐずったり・・・
でも危険なこと以外は比較的大らかにみてます。
所詮こどもですから・・・」
あっぱれ Ｙちゃん！！
「でも まだうちは一人だから・・・
二人目ができたら
どうなっちゃうかわかりませんけどね・・・
まっ Ｒの性格が もともと穏やかでおとなしめだから
私も比較的 穏やかでいられるのかもしれないな
」
いやいや 大丈夫！
あなたなら きっと子どもが４人でも５人でも １０人でも
穏やか 大らかなステキな母さんでいられると思うわ
１０歳 歳の離れた弟がいる3人姉弟の一番長女の彼女
小学生の頃から お母さんジュニアとして 弟 妹の面倒をみていた経験も
彼女が子育てに大らかでいられる大きな要素のひとつと思われる。
うちにいた約４時間
ずっと彼女と息子くんのやりとりをみていた私・・・
遊ぶ時も 片付けをする時も
余計なことは あまりベラベラと言わない。
優しく声をかけながら
Ｒくんをよくみて そして待つ。
「待つ」姿勢を 彼女は随所で私にみせてくれた。
若いママは子育てがなってないとか
年齢が上でできたママの方が若い頃ひとり時間を謳歌しているから
気持ちに余裕を持って子育てができるとか
いろいろ巷じゃ言われているけどそんなの関係ない。
もともと備わった魂の年齢・・・
そんなものが きっとあるんだな。
わずかな時間 彼女と過ごしてそんなことをぼんやり考えた。
２０代半ば もうすぐ二人目ママから大切なことを教えてもらった４０越えの私・・・
昨日は
かえってきた息子 娘が あれ？と思うくらい
大らか母さんだった。
まっ 寝る前はいつもに戻ってしまいましたが・・・・
我が家の家庭平和のためにも
魂の先輩 Ｙちゃんには月一ペースで顔を出してもらわなくちゃいけないようです
いやぁ～ 子育ては自分育て。
今日も一日 頑張りましょう！
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