就職活動中の学生が複数の企業の内定を受けて、

その中の一社に断りの挨拶に出向いた。

相手企業の担当者は

「まあ今までこちらも世話になったから最後に食事でもおごろう」

とレストランに誘い、丼ものを注文する。

やがて注文された品が配膳されると、

担当者はやおら丼を持ち上げ、学生の頭から浴びせかけて退散した。

就職活動が学生の「売り市場」だったバブル期によく語られたもので、

この企業はなぜか野村證券とされる場合が多かった。

この後、「クリーニング代だ」と言って5000円(あるいは一万円)を置いていく、

かけられるのは丼ではなくコーヒーというパターンもある。

中谷彰宏の著作「面接の達人」の中にもこの話が取り上げられていた。

就職活動中の学生が複数の企業の内定を受け、

その中の一社に断りの挨拶に出向いた。

相手企業の担当者は、

「そんな事を言わずに是非とも入社をお願いしますよ」と翻意を懇願する。

担当者の熱意に負けた学生が、内定辞退を撤回し入社する旨伝えた。

担当者は学生の気が変わらないうちにと、その場で学生が内定を受けた企業全てに、

内定辞退の電話をさせた。やがて、学生が全ての会社に電話を終えると、

担当者は先ほどと打って変わり、「うちの会社をなめるなよ!!」と罵声を浴びせ、

学生に内定取消しを申し渡す。

この企業も、なぜか野村證券とされる場合が多かった。