今晩は。。。
本日の研究報告です。
1.ウッドセラミックス化成形用『粘紙』の研究開発
(Ⅰ)開発の目的
1.世界中どこにでもある資源(Newspaper)を利用
2.低温(500度程度)にて炭化します。(陶器窯不要)
3.バケツと水で手軽に粘紙を作製できます。(設備不要)
4.乾燥が早く、完成品は落としても壊れません。(炭化前)
5.成形が容易(手のひらサイズ~巨大ドームまで成形可能)
(Ⅱ)成形用原料の種類
①粘紙・・・・・・・水溶化ヒバ油入り(腐食しない・ヒバの香り)
②固形粘紙・・・乾燥材(ハート形に圧縮)
①粘紙
■2016年1月26日製造 ヒバ油入り粘紙(古新聞紙)製造
●常温腐食試験 1年7ヶ月経過 腐食・腐敗臭無し
【研究開発支援者】
※ヒバ油及び資料提供していただきました。
◎近畿大学分子工学研究所 岡部敏弘 客員教授
☆特徴・・・練り状態なので即成形作業ができます。
②固形粘紙
■ハート型に圧縮固形→乾燥
■使用時・・・水に溶かしほぐす。
3.原型の成形
◎ウッドセラミックス原型 独創的スピーカーの開発
☆形状デザインと音創りの2つの創作研究をしています。
■2スピーカー ウッドセラミックス化原型
■0.5wスピーカー2基 前面ウェーハー機能
マニヤ用にデザインと音を研究
■1スピーカー 前面ウェーハー機能
花瓶格納可能 複合用途スピーカー
展示会ブースインフォメーション等に。。。
・タイトル・・・music & Flower
■ウッドセラミックス化スピーカー原型 試作品
◎インテリア小物試作(ウッドセラミックス化原型)
☆クラッシックカーの成形。
◎今後は、スピーカー成形を主にいろいろな成形に取り組みたいと思います。
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■研究のテーマ
2.ウッドセラミックス化樹脂粘土の研究開発
■研究開発支援者 (原材料・資料提供)
◎近畿大学分子工学研究所 岡部敏弘 客員教授
●粘土をいろいろな形状にしてウッドセラミックスアクセサリーを製作することを目的に試作をしてきました。
●副案は・・・定形郵便で発送できる製品の開発です。
●失敗の繰り返しからヒントが生まれ製品になりました。
★まだまだこれからです。。。
2.特徴
●すぐに硬化しない。太陽熱にて軟化します。(発見)
●感触は生ゴム若しくは、グミの感触です。
●手にベト着かない。
●工作が容易
●誰もが手軽に楽しめます。
●原料:フェノール樹脂(木質系)
3.仕上げ
●透明感のあるコーヒー色のとても良い感じです。
●雰囲気はレトロガラス風
4.いろいろな用途に利用可能
●アクセサリー・箸置き・インテリア小物・容器・壁面タイル。他
☆ウッドセラミックススピーカー試作中(e音を創ります。)
■ウッドセラミックス粘土
■生ゴムの様な感触です。
■小分けして、いろいろな形の工作ができます。
■整形後、小さな穴を開けてみました。
■ウッドセラミックスアクセサリーの完成です。
■透明感のあるコーヒー色がレトロ風でとても良い感じです。
■チャ-ムの下地に・・・
樹脂粘土製造課程における初期時の原料使用
ワイヤーフレームアートで・・・試作
☆フレームジョイント技術解決しました。
■デザイン研究中
■チャームの試作 タイトル・・・電信柱のある風景
■箸置き試作。。。
■インテリア小物 クラッシックカー試作
粘紙にて成形後ウッドセラミックス化樹脂粘土を塗布
● 原型素材は新聞紙です。
●新聞紙からウッドセラミックス化作品創作
■レトロカラーについて・・・
昭和30年代映画は白黒映画が主流でした。テレビも白黒テレビでした。その頃の物は現在のようにカラフルな色彩はあまりありませんでした。プラスティクが出てそれから様々な色合いが使われるようになり看板を始め様々の物にプラスティク製品が使われるようになり、町並みも家庭においても明るくカラフルな生活になりました。
そのプラスティックカラーが普及する前の樹脂製品がベークライトこの色です。
それで、私感ですが・・・ウッドセラミックスの色をレトロカラーと呼称しました。
※自分だけのウッドセラミックス作品が手軽にできます。
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