トトの帝王学における子育て期間は、小学校を卒業するまで。
第二次反抗期とは、親や教師の価値観からの離脱であり、アイデンティティの形成であるからだ。
反抗期は自己の形成を見守るだけ。
だからこそ、それまでに必要なことは全部伝えておかなければならない。
人生時計という考え方がある。
年齢割る3をすることで、人生における現在の時間がわかるというものだ。
3才ならば1時
9歳ならば3時
30才ならば10時
60才ならば20時
72才で24時を回る。
12才で小学校を卒業するが、1日の時間にすると朝の4時なのです。
早い人は目覚め始める時間でしょう。
奈良時代から元服という考え方が生まれましたが、この年齢は12才から16才と言われています。
子どもの髪型を改めて大人の髪を結う時期が、第二次反抗期や思春期と呼ばれている時期なのです。
人間は元々10代でつがいを見つけて子を産む生き物でした。
医療技術の進歩により、結婚時期や出産時期は遅くなる傾向がありますが、本来、遺伝子は10代で
結婚・出産を迎えるように設計されているのです。
遺伝子に逆らうような状態は様々なリスクが増えていくのが当たり前なのです。
人間も動物、という枠で考えれば、生まれてから十数年経たないと子を成さないという状態こそが異例と言えます。
そのような時間間隔の中で、一番効果的な教育が行えるのは12才まで、と私は結論づけています。
それまでに人格のように人の根幹を成す部分については、形作っていかなければなりません。