この機械的な着信音に惹かれてしまい自分が使っている携帯で探すが、時代のためかそんな着信音は入っていない。
誰かしらからメールが来るのが当たり前のようになった今と比べると、この映画は非常に魅力的に見えてしまう。また、不意に高校時代も思い出してしまう。
部活が終わり、携帯を開くとメールが一件。
どんなに辛い練習でもそのメールを見るために耐えていたようなものだ(笑)
大学に入り、淡いドキドキを感じるメールを忘れていたが、最近この映画を見てチャットアプリに挑戦してしまった。
顔も性別も分からない相手とのメールは淡いドキドキではないが、変な緊張感が走る。
こんな文章はどうだろう?
この人は何を考えているんだろう?
普段は何をしているんだろう?
何気ない日常の一瞬でもとても価値のあるものに変わってしまう。
私は1日の終わりにこのチャットアプリを開き、匿名の相手から連絡が来ているか確認する。
あー、フォックスのドキドキもこれと似たような感じなのかな?
まるで自分が映画の主人公になった気持ちであった。しかし、彼らのように長続きすることはなかった。
現実世界だろうと、ネットの世界であろうと、相手との相性が合わなければ続くことはない。
ネットの出会いは不純だと訴える友人がいる。果たしてそうだろうか?
ネットでも現実世界でも趣味や相性が合う人と繋がれば、今という時間を楽しめるのではないだろうか。
文章や考え方なと、文字からでもその人の印象は想像できる。
自分がイイと思える相手と出会うのに現実世界もネットも関係ないのであろう。
運命は偶然の産物と言うのだから。
