シンママ時代のはなし
前回の話
先生に、
泣いて気持ちを聞いてもらったおかげで、
少し落ち着くことができた。
お母さん本人はもちろん、
姉妹達も
みんな大変な時だったから、
前のように相談も出来ないし、
元夫のことは、
言わないでおこうって決めてた。
だから、
先生に話せたことで、
凄く心が軽くなった。
今回の調停は、
私一人でしよう。
また弁護士の先生にお願いするのは、
金銭的に無理だ。
とりあえず今は、
お母さんの事、
自分達の生活に集中して、
調停日近くになったら、
切り替えよう。
そう自分に言い聞かせた。
それから、
数日後、
母の今後の方針について、
主治医との面談があった。
主治医の先生が、
○○さん(母)
今回、手術では、
腫瘍の切除が出来なかったので、
これから、
抗がん剤治療を開始したいと思いますが、
どうでしょうか?
と母に聞く。
母は、
はい。治療したいと思います。
とはっきり答えた。
主治医は、
姉とそう歳が変わらない若い先生だが、
今の状態や、抗がん剤とは、どんな治療法で、
これから使う薬の副作用について、
凄く丁寧に説明してくれた。
姉が、
先生、私達が調べたんですが、
抗がん剤のこの薬は、どうなんでしょうか?
姉が癌の勉強会や、
サイトで調べた資料と共に
先生が進める薬とは違う
抗がん剤薬の組み合わせを先生に質問した。
それにも嫌な顔しないで、
複数の抗がん剤の説明をしてくれ、
その抗がん剤は、効果も強いが
副作用が強く出てしまうかもしれない。
抗がん剤は身体の状態をみて、
変更できるので、○○さんがやってみようと
おもわれるなら、
先ずはそちらをしてみますか?
私達の家族の思いも、
しっかりきいてくれる先生だった。
母は、
はい。頑張ってみます。
それから、意見書の依頼をして、
3人で病室に戻る。
お母さん、傷痕痛む?
大丈夫だよ。
△△ちゃん、子供達は学校どう?![]()
たわいのない話をして、
お母さん、退院したらさ、
家の布団で寝るのとかも
大変だと思うから、
介護保険使って、
電動ベッドをレンタルしようと思ってるんよ。
だから、介護認定してもらわなあかんから、
認定調査の人が、ここに来るんやけど、
その時に、身体のこと色々聞かれるから、
無理しないで、
正直にしんどいこと伝えてね。
頑張らなくていいからね![]()
うん。わかった。
あんまりハキハキしてたら
おりないもんね![]()
母が笑いながらゆう。
そうそう!病人風でお願いね![]()
笑顔の母をみてたら、
やっぱお母さんは強いな。
いつでも、前を向いて、
私も頑張るからね
って、元気をもらえた。
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