今日4月17日は、トトの2回目の命日です。
まだ2年しか経ってないんだな・・・と思います。
トトと過ごした年月より長い年月を
トト無しで過ごさなければならないのかと思うと
長いですね・・・

去年はまだ、最期の日のこと書けませんでした。
今年は、やっと書けそうです。

亡くなる1週間前トトは入院していました。
毎日毎日、仕事帰りにお見舞いに行っていました。
紹介していただいた先生は、とても良い先生で
私がもっと早く連れて来るべきだったと悔やんでいると
「今で良かったんですよ。明日じゃなくて良かったです」と
おっしゃってくださり、その言葉に救われました。
積極的に治療していただいたのですが
改善が見られない(治る見込みがない)とのことで
連れて帰った方が良いということになりました。
私も早く連れて帰ってきたかったので
土曜日に迎えに行きました。
もう自分で歩く事もできず、抱っこして車に乗せて、
一人で必死に連れて帰ってきました。
もう、自分で飲んだり食べたりできないので
先生からアドバイスをもらって
流動食みたいなのを作って、注射器の針がない状態で
口に入れてあげていました。
大好きなおやつにも反応せず、やっと少しだけ
口にしました。固形物を食べたのはそれが最後です。

先生が「1日、1日です」とおっしゃったので
覚悟はしていましたが、1日でも長く・・・と思い・・・
でも、言われていた痙攣も起こり始め
息が荒くなり、辛そうでした。
夜も、もう大丈夫かな?と私がベッドに入ると、
呼ぶんですよね・・・
私は、今は寝てる場合じゃないと
今そばにいてあげないと後悔すると思い
まだ寒い中、ブルブルと震えながら添い寝していました。
トトは全然眠ろうとする気配はなく
目をランランと見開いていました。
私はずっとトトの目をみつめながら、撫でながら
気持ちを伝えました。色んな事を話しました。
トトに伝えておきたい事、悔いの無いように話しました。

トトと過ごした時間は、とても幸せだったこと
トトの事を本当に心から愛している事
宝物であり、それは永遠に変わらないこと
今まで怒ったりしてごめんね、でもそれ以上に
誰よりもトトの事を大切に思っているよ・・・
私のせいで大分に連れてくることになってしまい
心身に色々な負担をかけてしまったこと、ごめんね・・・
でも、ついてきてくれてありがとう・・・
大丈夫だよ、大丈夫だよ、お姉ちゃんがついてるから・・・
トトはお姉ちゃんが守るから・・・

トトも少し落ち着き、私もウトウトしながら朝を迎えました。
様子を見て、眠っていたので、私も少し眠り
トトが落ち着いてるうちに買物に行こうと化粧をしていました。
そして次に見た時は、トトの口の中が真っ白に血の気を失っていて
私は大慌てでトトに呼びかけました。
「トト!!嫌だよ~!!!!嫌だよ~!!!」と・・・
ついさっきまで眠っていたのに
ほんの数分の間に、逝ってしまいました。



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トトは一番いい時に、天国に旅立ったんだと思います。
日曜日のお昼、主人も私も家にいる。
主人は日・月休みなので、すぐにつれて帰ろうと言ってくれました。
お昼だったので、夕方には実家に着けます。
トトを抱っこして帰りました。
約4時間、不思議なことにお腹もすかない、
喉も乾かない、トイレにも行きたくならない。
だから着くまで一切、車から降りずに済みました。
実家への帰り道、春の花が咲き誇っていました。
天気も良く、とってもとってもキレイでした。
何度か一緒に通った道を外を見せながら
話しかけながら帰りました。
まだ体は温かく、4時間ずっと
トトを抱っこできるのが嬉しかったです。

お別れの日・・・
お花で囲んで、私のひざかけを掛けて
「必ずまた会えるから、それまでのお別れね」と
煙になって天に昇って行くトトを見送りました。
体が引き裂かれるような悲しさでした。

月曜日から、点滴で水分を補給させないといけないから
一式もらってきて、針を刺すなんてとてもできないけど
トトのためならと覚悟をしていました。
でも、それをさせることもなく
おむつも1~2回使っただけで
私の手を煩わせる事無く、逝ってしまいました。

トトの骨をお墓に埋めた時、てんとう虫がやって来て
「ああ、神様の使いが迎えに来てくれたんだな」と思い
大分へ帰る時には、虹がかかっており
「ああ、トトは、ちゃんと虹の橋を渡ってる事を
私に教えてくれてるんだな」と思いました。

トトナンバーも、トトが話しかけてくれてるような
気がしています。
なんだか、意思の疎通ができているような・・・
そして、こんな自己満足のトトナンバーなのに
皆さんが発見して、喜んで、報告して下さる事
とっても嬉しいです。
これもまた、トトが繋いでくれたご縁です。

いまだに時々泣いてしまいますが、
泣く回数は減ったかな。
トトとまた必ず会えると信じていますし
また絶対散歩しようと約束しています。
それに、まだトトを守っているつもりですので
いつまでもメソメソできないし、
向こうで会う時は「お姉ちゃん、頑張ったよ」と
胸を張って言いたいと思うので
何かあっても、乗り越えて行きたいと思います。
トトの息子達もいますので
大切にしたいと思います。

とりとめもなく、長くなってしまいました・・・
最後まで読んで下さって、ありがとうございます。
そしてこれからも、トトとネオを
よろしくお願いします。