2年半前春に無理やり完成させた三鷹楽器ストラトキットベースの自作ストラト
実際に使いながら、2年半で詰めてきたけど、ほぼ思っていた全てを完了出来た。
上が完成当初の写真。ここまで褪色が進むとは。顔料ではなくて、ニトルセルロースラッカーに混ぜた染料のオレンジ+赤がどんどん褪せていくんだ。レスポールのチェリーバーストがレモンドロップになるのと同じ事が起こったんだ。実験の効果測定大成功。レスポールと違って、木目が無いのが寂しい。
こっちが今の色。柿みたいな色だったのが、みかん色というか、ブラウンになった。ボディーサイドのバーストはあまり褪色しない。日に当たらないからなのか?
じつは、それほどオレンジ色が好きな訳ではなくて、他の色に塗り替えようか?なんて考えてみたこともあったけど、塗装をやる場所が無いし、やる手間考えるとやっぱりこのままでいいかって帰論する。ラッカーの劣化のテストも一からやり直しになるし。 まあ、このチェリーバーストがうまく塗れた自己満足がやり直さない一番の理由だろう。
やった実験のまとめ
①もとのプラスチックのペッグからGOTOに替えて、ヘッド重がサスティーンにどう影響するか。
②GOTO段付きペグにして、テンションピン無しだとチューニングにどう影響するか。
③ナットにつけるさまざまなルブリカント実験
④ネック角調整。シム有りなしで鳴りにどう影響するか。
⑤ボディーザクリを中空ボディーなみに広げるとどうなるか。(俗にいう弁当箱ざくり)
⑥ボディー裏コンターをペラペラまで削る。重さが音にどう影響するか。
⑦イナーシャブロックをアルミからスチールへ交換
⑧トレモロスプリングを怪しいESPスプリングへ交換
⑨アームバーをステンレスへ交換(わずかな質量、重さの変化)
⑩配線をベルデンへ
⑪半田をケスター55へ
⑫サーキットをターボブレンダーベースに。途中で3から4に。シリーズ配線で音太くなるか。
⑬スタックハム×3にして、9Pミニスイッチで各P.Uをタップでシングルに。ハムでそれぞれハーフトーンやるとどう変わるか。
⑭ボディーに導田塗料塗布。ハイ落ちするかどうか。
⑮アースをスプリングハンガーにビス留め
⑯ジャックをスイッチクラフトのこれまた怪しいクライオ処理済みへ変更
⑰ネックをポリウレタンから、ヘッドとネック裏面のみ、ニトルセルロースラッカーへ。ヘッド表面はオーバーラッカー。
⑱ボディーをポリウレタン、無塗装、ニトロ(ナイトロ?)セルロースラッカーそれぞれの状態で弾き比べ。
⑲コンデンサをフェンジャパからスプラグオレンジドロップへ交換 他も試したい。
⑳未実験 P.Uシールド直結(Vol.、Tone無し)
21未実験 TONEポットを500kΩへ変更
まだ未実験が2つあった。この他、弦高上げ下げしてみたり、ブリッジフローティングしたりして、色々楽しめた。さて、実験のうち、どこまでスーパースティション?オカルト?プラシーボ?とにかく耳年増にならず、自分でやってみる事だ。