ガーン!
またショックで死にそう。意識が遠のいてふらふらしてきた。
なんと、またSGが折れたというか、ボディーが割れてしまった。 いや、割ったのか。
コントロール部がぱっくり割れた。
去年、2回ネックが折れた時のショックに比べたら未だちょっと落ち着いていられるか。
いや。やっぱダメだ。正視出来ない。現実逃避して、悲しみ酒といくか。
昨日、オーダーしていた無垢材のダイニングセットが届き、そこでプールから帰ってきたあと、メンテを行っていた。イスにギターを置いて、立ち上がったところ、ムク材のイスだから滑った。滑って高さ30~40センチのところから床にギターが落ちた。
ゴン!というおとがして、たいした高さじゃないからへーきだろうとおもったら...
写真の通り。
もういや。だめだ。このボロボロのギターに愛着もてなくなってきた。
もうプロのリペアマンに修理を頼むフトコロのユトリはない。
んっで、自分でボンドでくっつけて一件落着の巻き。鳴ればルックスはどうでもよし。
エポキシ系の高分子ハイブリット系の接着剤だから強度は問題無しでしょう。
本当は補強してニカワでくっつけるべきなんだろうけど。
割れ目はそのままだから修理後の写真は無し。
傷だらけのギターや、塗装が無くなったようなギターは渋いけど、ボディーやネックの破損は極端に愛着をなくすな。特に、デタッチャブルじゃないネックのギターは。まあ、弾ければ、フレット音痴や、ネックねじれの有るギターよりましだけど。
オレ、今まで何本のギターをぶっ壊してきただろうか。ストラトの2点式ナイフエッジシンクロのトレモロでアームアップしたらブリッジのところの木がバキってなったり、改造していじりこわしたり、演奏後にぶんなげて折ったり、現チャリで走ってすり抜けをしたとき、FVのネックを電柱にぶつけたり。さすがに火をつけて燃やしたことは無いけど。
本当に愛着の持てるギターに出会えたら、持ち出さず、弾かないでずっと家にしまっておくべきだろう。
悲しいけど。お金出せばたぶん一生ものに出会えるでしょう。 そういう、ギターコレクターの気持ちが最近やっとわかったような気がする。昔は弾かないギターを飾っておくなんて許せないと思っていたけど。
けど、壊してみてギターの大切さがわかるというか、ハードケースに入れなきゃって思ったりするんだよね。