ルイヴィトンコピー「モノグラム」がコム デ ギャルソン川久保玲、ルブタンなど6名のアーティストとコラボ
ルイヴィトンコピー(LOUIS VUITTON)から、メゾンの象徴であるモノグラムに、6人の革新的なアーティストたちが独自の解釈を加えて創り上げた「Celebrating Monogram」が登場。一部の店舗では製品展開がスタートしている。
「Celebrating Monogram」に参加したのは、6名の革新的なデザイナーやフォトグラファーや建築家。ルイ・ヴィトンのスペシャルサイトでは、各アーティストの製品を6名のフォトグラファーがとらえたクリエイティブストーリーを順次公開している。すでに4人のアーティストの動画は公開されており、10月22日(水)に川久保玲とマーク・ニューソンのストーリーがアップされる予定だ。
デザインを手掛けたのは、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)、川久保玲らファッションデザイナーのほか、写真家・映画監督であるシンディ･シャーマン(Cindy Sherman)、プロダクトデザイナーのマーク･ニューソン(Marc Newson)、建築家のフランク･ゲーリー(Frank Gehry)だ。
CHRISTIAN LOUBOUTIN © Louis Vuitton/Gordon von Steiner
クリスチャン･ルブタンは、ナビ派のアーティストたちにインスパイアされたバッグをデザイン。生まれも育ちもパリであるルブタンは、“紛れもなくパリらしい”アイテムとは何かを考え、マルシェで買い物する人たちの定番であるキャリーバッグを起用した。ルイ・ヴィトンのモノグラムを用い、さらに自身のトレードマークである「レッドソール」の赤をバックパネルに用いたショッピングトロリーは、フロントにスタッズをあしらいスパイスを効かせた。ルイ・ヴィトンの伝統に、ルブタンのグラマラスな美の魔法を輝かせた一品だ。同様のデザインで、ショッピングバッグも展開している。
KARL LAGERFELD © Louis Vuitton/Colin Dodgson
「説明を必要とするものはすべて、説明に値しないものばかりである」。その言葉を座右の銘に掲げるカール･ラガーフェルドは、言葉通り説明不要の、大胆なバッグの数々を披露。彼がインスタレーションを得たのはボクシングだ。パンチングボールが中に入った巨大なラゲージをイメージしたトラベルクローゼットになるパンチングトランク、トレーニングマットとグローブがセットになったパンチングスーツケース、チェーン使いがアクセントになったパンチングバッグのようなショルダーバッグが登場。トランクは限定25個となっている。
「このプロジェクトにおいてまず大前提としたのは、伝統的なルイ･ヴィトンのモノグラムを破壊するということです」。そう語る川久保玲がデザインしたのは、モノグラムのバッグをアシンメトリーにカットアウトした大胆なデザインのバッグだ。裁ちっぱなしのディテールを加えた「サック･プラ」は、刺激的な解釈を加えて生まれ変わった。
その他、ビルバオのグッゲンハイム美術館などの大規模建築物の設計で名声を博している建築家のフランク･ゲーリーは、前衛的な専門技術を駆使したバッグ「ツイステッド ボックス フランク･ゲーリー」をデザイン。またシンディ･シャーマンは刺繍入りのパッチを縫い付けた「カメラ メッセンジャー シンディ･シャーマン」とトランクを、マーク・ニューソンは、ふんわりとしたシープスキンを用い生物のようなシェイプをした「フリースパック マーク･ニューソン」を発表した。
【アイテム詳細】
■クリスチャン・ルブタン
「ショッピング トロリー クリスチャン・ルブタン」
「ショッピング バッグ クリスチャン・ルブタン」
■カール･ラガーフェルド
「パンチング バッグ ベビー カール・ラガーフェルド」
「パンチング バッグPM カール・ラガーフェルド」
「パンチング バッグGM カール・ラガーフェルド」
「パンチング スーツケース カール・ラガーフェルド」
「パンチング トランク カール・ラガーフェルド」
■川久保玲
「バッグ ウィズ ホールズ 川久保玲」
■シンディ･シャーマン
「カメラ メッセンジャー シンディ・シャーマン」
「スタジオ イン ア トランク シンディ・シャーマン」
■フランク･ゲーリー
「ツイステッド ボックス フランク・ゲーリー」
■マーク･ニューソン
「フリースパック マーク･ニューソン」(ベージュ、ブルー、オランジュ)
