同じ階のお兄ちゃんのとこへ
弁護士のおじいちゃんが説得へ来る。
病で引きこもってて、仕事についてなくて
生活保護をうけながら生活してるお兄ちゃん。
一時期何やら
宅配にいっぱい品物を受け渡してた
それで生計をたててるのかと思ってた
新聞受けにはいくつもの種類が毎日入る
…うちは新聞は取れない
玄関の取っ手に
美味しそなお弁当が掛かってる日もある。
今朝は高額な栄養剤が三箱も置きっぱに。
あらゆる手立てを尽くして
このお兄ちゃんを社会へ戻したいのだろうが
とうして、このお兄ちゃんへは
この慈しみが施され
私には毎日こんなに試練が続くのだろうか。
新聞だって、とってみたい。
誰かに、自分の本当の気持ちをぶつけてみたい
ここにいるよ、って叫んでみたい
辛いよ、って泣き言さえいえないのに、
お兄ちゃんたら、廊下で大きな声でだだこねて
難しい話をしてる。
あんたさ、
わたし、
もう、あんたより
ずーっと、いっぱいいっぱいなんだよ。
どして、あんたんとこには救いの手が入るのさ
世の中って摩訶不思議
理解不可能だわ。