毎日の雨でなんもする気が起きませんなぁ・・・。


晴耕雨読って位だから、本読もうにもこう湿気が多くちゃ、ねぇ。


それでも活字中毒の悲しい性、読んじゃうんだな。w



そんな中、スカッとした作品を一つ。



書店ガール (PHP文芸文庫)/碧野 圭
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吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が・・・・。(巻末あらすじより抜粋)


副店長のアラフォー理子さんも亜紀さんもキャラ立ってます!w


出版社や作者の関係、書店との関わり、バイトや契約社員等。


男社会における女性の立場を女性目線から書いてらっしゃる作者さんだなぁ・・と、思っていたら「辞めない理由」を書いてらっしゃった方でした。w



うん、納得。


梅雨の晴れ間のような作品です。

あー、面白かった。w


辞めない理由 (光文社文庫)/光文社
¥600
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もう一冊、音楽モノを。



サクラの音がきこえる―あるピアニストが遺した、パルティータ第二番ニ短調シャコンヌ (メディアワ.../浅葉 なつ
¥641
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こちらは、著名なピアニストを父に持つ青年の葛藤モノ。


偉大なピアニストだった父を未だに恨む智也に遺されたのは、440HzのAというたった一つの音を聞き取れる絶対音感だった。今は音楽から離れ細々と便利屋を営んでいる彼の元へ、ある日突然野良犬の如く転がり込んできた英治はワケアリの過去を持つ一文無し。そんな彼らの所に、音楽学校主席の女子高生・奏恵からとんでもない依頼が舞い込んだ。

「私を、音楽で感動させてください。」(巻末あらすじより抜粋)



読み終わった後に、ベーゼンドルファー(インペリアル290)でシャコンヌが聞きたくなりました。w