最近、投資家の本を読むことにハマってまして…
その中でもフィリップ・フィッシャーによって書かれた『フィッシャーの「超」成長株投資』。
「超」がかっこの中に入ってますね…笑
どうやら、絶版になってしまったようですが、大学の図書館があったので読んでいます。
中でも「最高の株を選び出す15ポイント」という章があり、それをまとめてみました。
どれもどの数値がどのくらいあったらいい!というものではなく、抽象的ですが、ものすごく的を射ていることだなと思いました。
1:その企業は、少なくともあと5~6年の間、企業全体の売り上げを大きく伸ばすには十分な市場が見込める製品またはサービスを有しているか
→10年間伸び続けている企業は、「運と実力を兼ね備えた」企業と「実力で幸運を呼び寄せる」企業に分けられますが、どちらも優秀な経営者がいないといけないと言っています。
2:その企業の経営者は現在の人気製品が市場を開拓し尽くそうとする時点で、その後も全体の企業の売り上げを伸ばしていけるように、新製品や新製法を開発していこうという決意を持っているだろうか
3:研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が表れているか
→売上の何%を研究費に使っているかを確認し、そこから一株あたりの研究費を知り、競合と比較することが大切だと言っています。
4:その企業の営業部門は平均以上の力を持っているか
5:その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか
→数年間の利益率の推移を見ることが大切だと言っています。
6:その企業は利益率を維持し、改善するために何をしているか
7:その企業は良好な労使関係を築いているか
→同業他社との転職率の比較や賃金体系に注目するよう言っています。
8:その企業は管理職の能力を引き出すような環境を作っているか
9:その企業は管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるだろうか
10:その企業は、しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか
→この時、数字を手に入れることが大事なのではなく、十分に信頼できるものかどうかということが大事だと言っています。
11:その企業は、他者との競争を勝ち抜くために企業運営の面で必要な業界特有のスキルを十分に備えているか
→スキルとして、製造技術、販売網、サービス組織、得意客、消費者に関する知識として挙げています。特許も挙げていますが、これに頼るようになっている大企業は危険な兆候と捉えたほうがいいと言っています。一方でベンチャー企業であれば、特許がないと大企業にパクられてまずいので、持っていたほうがいいと言っています。
12:その企業は収益に関して長期的な展望を持っているか
13:近々その企業は成長のために増資をする必要がないかどうか。その増資に伴う株数の増加によって現在の株主の利益を大きく損なう恐れはないだろうか
14:その企業の経営者は事業が順調な時には投資家に気軽に口を開くのに、困難な状況に陥ったり市場の期待を裏切るような出来事が起こったりすると、貝のように口を閉ざしたりはしないだろうか
15:その企業の経営者は本当に誠実だろうか
→良くない例として、ストックオプションの乱発している場合を挙げています。
この本、1958年が初版ですが、今でも通じてしまうという…
自分も頑張ろう。
その中でもフィリップ・フィッシャーによって書かれた『フィッシャーの「超」成長株投資』。
「超」がかっこの中に入ってますね…笑
どうやら、絶版になってしまったようですが、大学の図書館があったので読んでいます。
中でも「最高の株を選び出す15ポイント」という章があり、それをまとめてみました。
どれもどの数値がどのくらいあったらいい!というものではなく、抽象的ですが、ものすごく的を射ていることだなと思いました。
1:その企業は、少なくともあと5~6年の間、企業全体の売り上げを大きく伸ばすには十分な市場が見込める製品またはサービスを有しているか
→10年間伸び続けている企業は、「運と実力を兼ね備えた」企業と「実力で幸運を呼び寄せる」企業に分けられますが、どちらも優秀な経営者がいないといけないと言っています。
2:その企業の経営者は現在の人気製品が市場を開拓し尽くそうとする時点で、その後も全体の企業の売り上げを伸ばしていけるように、新製品や新製法を開発していこうという決意を持っているだろうか
3:研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が表れているか
→売上の何%を研究費に使っているかを確認し、そこから一株あたりの研究費を知り、競合と比較することが大切だと言っています。
4:その企業の営業部門は平均以上の力を持っているか
5:その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか
→数年間の利益率の推移を見ることが大切だと言っています。
6:その企業は利益率を維持し、改善するために何をしているか
7:その企業は良好な労使関係を築いているか
→同業他社との転職率の比較や賃金体系に注目するよう言っています。
8:その企業は管理職の能力を引き出すような環境を作っているか
9:その企業は管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるだろうか
10:その企業は、しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか
→この時、数字を手に入れることが大事なのではなく、十分に信頼できるものかどうかということが大事だと言っています。
11:その企業は、他者との競争を勝ち抜くために企業運営の面で必要な業界特有のスキルを十分に備えているか
→スキルとして、製造技術、販売網、サービス組織、得意客、消費者に関する知識として挙げています。特許も挙げていますが、これに頼るようになっている大企業は危険な兆候と捉えたほうがいいと言っています。一方でベンチャー企業であれば、特許がないと大企業にパクられてまずいので、持っていたほうがいいと言っています。
12:その企業は収益に関して長期的な展望を持っているか
13:近々その企業は成長のために増資をする必要がないかどうか。その増資に伴う株数の増加によって現在の株主の利益を大きく損なう恐れはないだろうか
14:その企業の経営者は事業が順調な時には投資家に気軽に口を開くのに、困難な状況に陥ったり市場の期待を裏切るような出来事が起こったりすると、貝のように口を閉ざしたりはしないだろうか
15:その企業の経営者は本当に誠実だろうか
→良くない例として、ストックオプションの乱発している場合を挙げています。
この本、1958年が初版ですが、今でも通じてしまうという…
自分も頑張ろう。