地デジに移行し、ほとんどの家にあるであろう薄型テレビ。
しかし、その薄型テレビを作っている会社は、実際のところ赤字。
あの世界シェアトップで、リーマンショックをものともせず、荒稼ぎしまくったサムスン電子でさえ赤字に転落した。
もちろん日本企業における薄型テレビ事業は赤字。
とりあえず、世界シェアを書いていくと…
一位 サムスン電子 22.3%
二位 LG電子 13.5%
三位 SONY 12.4%
四位 Panasonic 8.4%
五位 SHARP 7.4%
とまぁこんな感じで韓国企業に惨敗。
日本企業を合計しても、韓国企業の合計には敵わない…
ランキングにはいっていない東芝や三菱電機、日立製作所、船井電機を足しても追いつかない…
そもそも日本という小さい市場で薄型テレビを作っている企業が多すぎる。
それに、これから日本の市場は更に縮むわけだから、世界にもっとでていかなくちゃいけいないのに、それぞれが体力がないため、外にでていけない…
そこで必要になってくるのが、再編。
そもそも、サムスン電子やLG電子、SHARP、Panasonicは製品開発からパネル生産、組み立てまでやっているが、その他のSONYや東芝、三菱電機などは製品開発はやるが、パネル生産や組み立ては外部に委託している。
要するに、シェアが比較的高い企業は自前でほとんどやっていて、シェアが低いのは自分ではやってないのだ。
だから、シェアが低いところが撤退を決意しても、売上も少ないし、製品開発をやめるだけだから、大して影響はないし、赤字も減る。
しかしなぜ撤退できないのか。
それはブランド力を維持できないかららしい。
でもぶっちゃけそれは日本だけだし、作ってるのも自分じゃないんだからそんなことはない気がするんだけどな…
つか日立とか三菱はちゃんと稼ぐところがあるんだし、日立はもっと選択を集中を進めるべきなんだから、撤退しちゃえばいいと思う。
んでは比較的シェアが高いところはどうするか。
まずSONYとSHARPを合併させれば20%近くになるわけで、サムスンにも追いつく。
そして、これを機に製品開発から組み立てまでやる企業になればいい、と思います
また、東芝も現在進行形で選択と集中を進めているので、残ったPanasonicとテレビ事業で合弁を作ればいいと思います。
今まで書いたのは薄型テレビについてですが、薄型の値段の6割を占めるといわれるパネルには、液晶とプラズマがあることを忘れてはいけません。昔はプラズマの方がきれいという説がありましたが、昨今では変わらなくなってきました。
市場規模ではもちろん液晶の方がプラズマの50倍の市場がありますが、プラズマの世界シェアは…
一位 Panasonic 42.8%
二位 サムスンSDI 31.8%
三位 LG電子 23.1%
四位 四川長虹電気 2.2%
とまぁPanasonicの独走です。
逆に液晶の世界シェアは…
一位 サムスン電子 22.9%
二位 LGディスプレー 21.6%
三位 奇美電子 14.3%
四位 友達公電 14.1%
五位 SHARP 10.8%
とまぁやっぱり韓国が強いのですが、三位の奇美電子と四位の友達公電は、共に台湾の企業です。
いわゆるEMSという大手ブランドの生産を低コストで請け負っている企業で、日本企業も多く委託しています。
他にも中小型パネルも日本がかなりのシェアを握っています。
SHARPの14.8%で世界首位、二位のサムスンも11.9%で危ないように見えますが、四位の東芝と九位のソニーが中小型パネルで合併すると発表し、15.3%に到達し、また、これに日立ディスプレイズも統合し、20%を超えるという噂もあります。
これにSHARPの事業も統合すれば、世界でダントツになります。
でもSHARPは、液晶部門が中心なので、無理だと思いますが…
また、3Dテレビでは日本優勢です。
液晶ではSONYが43.3%、サムスン電子が36.1%、LG電子が6.4%
プラズマでは、Panasonicが50.5%、サムスン電子が41.7%でした。
最後に、半導体やNAND型フラッシュメモリ、DRAMも日本で一つにした方が、価格の主導権が握れていいと思います。
しかし、その薄型テレビを作っている会社は、実際のところ赤字。
あの世界シェアトップで、リーマンショックをものともせず、荒稼ぎしまくったサムスン電子でさえ赤字に転落した。
もちろん日本企業における薄型テレビ事業は赤字。
とりあえず、世界シェアを書いていくと…
一位 サムスン電子 22.3%
二位 LG電子 13.5%
三位 SONY 12.4%
四位 Panasonic 8.4%
五位 SHARP 7.4%
とまぁこんな感じで韓国企業に惨敗。
日本企業を合計しても、韓国企業の合計には敵わない…
ランキングにはいっていない東芝や三菱電機、日立製作所、船井電機を足しても追いつかない…
そもそも日本という小さい市場で薄型テレビを作っている企業が多すぎる。
それに、これから日本の市場は更に縮むわけだから、世界にもっとでていかなくちゃいけいないのに、それぞれが体力がないため、外にでていけない…
そこで必要になってくるのが、再編。
そもそも、サムスン電子やLG電子、SHARP、Panasonicは製品開発からパネル生産、組み立てまでやっているが、その他のSONYや東芝、三菱電機などは製品開発はやるが、パネル生産や組み立ては外部に委託している。
要するに、シェアが比較的高い企業は自前でほとんどやっていて、シェアが低いのは自分ではやってないのだ。
だから、シェアが低いところが撤退を決意しても、売上も少ないし、製品開発をやめるだけだから、大して影響はないし、赤字も減る。
しかしなぜ撤退できないのか。
それはブランド力を維持できないかららしい。
でもぶっちゃけそれは日本だけだし、作ってるのも自分じゃないんだからそんなことはない気がするんだけどな…
つか日立とか三菱はちゃんと稼ぐところがあるんだし、日立はもっと選択を集中を進めるべきなんだから、撤退しちゃえばいいと思う。
んでは比較的シェアが高いところはどうするか。
まずSONYとSHARPを合併させれば20%近くになるわけで、サムスンにも追いつく。
そして、これを機に製品開発から組み立てまでやる企業になればいい、と思います
また、東芝も現在進行形で選択と集中を進めているので、残ったPanasonicとテレビ事業で合弁を作ればいいと思います。
今まで書いたのは薄型テレビについてですが、薄型の値段の6割を占めるといわれるパネルには、液晶とプラズマがあることを忘れてはいけません。昔はプラズマの方がきれいという説がありましたが、昨今では変わらなくなってきました。
市場規模ではもちろん液晶の方がプラズマの50倍の市場がありますが、プラズマの世界シェアは…
一位 Panasonic 42.8%
二位 サムスンSDI 31.8%
三位 LG電子 23.1%
四位 四川長虹電気 2.2%
とまぁPanasonicの独走です。
逆に液晶の世界シェアは…
一位 サムスン電子 22.9%
二位 LGディスプレー 21.6%
三位 奇美電子 14.3%
四位 友達公電 14.1%
五位 SHARP 10.8%
とまぁやっぱり韓国が強いのですが、三位の奇美電子と四位の友達公電は、共に台湾の企業です。
いわゆるEMSという大手ブランドの生産を低コストで請け負っている企業で、日本企業も多く委託しています。
他にも中小型パネルも日本がかなりのシェアを握っています。
SHARPの14.8%で世界首位、二位のサムスンも11.9%で危ないように見えますが、四位の東芝と九位のソニーが中小型パネルで合併すると発表し、15.3%に到達し、また、これに日立ディスプレイズも統合し、20%を超えるという噂もあります。
これにSHARPの事業も統合すれば、世界でダントツになります。
でもSHARPは、液晶部門が中心なので、無理だと思いますが…
また、3Dテレビでは日本優勢です。
液晶ではSONYが43.3%、サムスン電子が36.1%、LG電子が6.4%
プラズマでは、Panasonicが50.5%、サムスン電子が41.7%でした。
最後に、半導体やNAND型フラッシュメモリ、DRAMも日本で一つにした方が、価格の主導権が握れていいと思います。